今年は不漁らしい
「今年は不漁で、小ぶりなんだって」と手配に行ってくれた友達に市場から電話をもらった。
以前4杯買って最後やや飽きたので今年は3杯。
でもこんなに早く届くなら4杯でも良かったかも。
茹で上げてすぐ空輸してくれたもので、冷凍しないので美味しい。
冷蔵庫で7日ほどもつとのこと。
不漁の理由
海水温が高いから。
私の愛する鮑も海水温が上がり、ワカメが不漁で、そのワカメを餌にしているので最近不漁気味なのだ。
食べられなくなったら悲しい。
海水温の上昇は魚介好きな私にとって、とても重要な問題。。。
なぜ海水温が上がるの?
気象庁のホームページを見てみた。
地球温暖化と海洋
地球温暖化を考える際、地球表面の7割を占める海洋の存在を無視することはできません。海洋は地球温暖化の進行をやわらげる役割を担っています。例えば、1971年から2010年までの40年間に地球全体で蓄積された熱エネルギーの9割以上は海洋に吸収されています 。また、地球温暖化の原因である人間活動によって放出された二酸化炭素の約3割を海洋が吸収して、大気中の二酸化炭素の濃度の上昇を抑えています。
一方、海洋は熱を吸収することで、自身も温暖化しています。海水温の上昇により海水が膨張し、海面水位が世界的に上昇しています。海洋は大気に比べて変化しにくいですが、いったん変化してしまうとその状態が長く続きます。このため、地球温暖化により海水温の分布や海流が変われば、長期間にわたって気候に影響を及ぼすことが懸念されています。
私達の生活で排出された二酸化炭素を海が吸収して大気の温暖化を抑制してくれている。
でも吸収することで、海自身の温度が上がってしまうのね。
二酸化炭素の排出量が原因
やはりこのところ急成長の中国が3割近く、アメリカをおさえて排出量割合、世界第1位。
日本の排出割合は3.4%ほど。
(これは参照データにより多少高低がある)
京都議定書のあと、パリ協定が批准されているけれど、このところ本当に温暖化が気になる。
異常気象も、魚介類の不漁も温暖化のせい。
とりあえずまず一杯食べる
届いてすぐ食べたかったから、ハサミを入れた。
盛り付けは適当。
足の付け根あたりの身は先に剥いて、蟹味噌と和える。
味噌も身も甘く、身もしっかり詰まっていて小ぶりながら大満足。
私は毛蟹が甘味もあって味もしっかりしていて好き。何もつけないでそのまま食べる。
キッチンハサミで捌いて、殻は明日雑炊にする。
(夜のつもりが夜は弟が買った鰻三昧だったため先送り。)
エノテカで買っておいた白ワイン
在庫のリースリングも良いかなと思いつつ、最近買ったブルゴーニュ の白ワインを開けた。
エノテカで買って、実家に送っておいた。
(あとは赤ワイン2本とロゼシャンパーニュと、友達と年末に飲むようのシャンパーニュ)
2017年のシャサーニュ・モンラッシェの村名ワイン。
同じものではないけれど、楽天でもあるみたい。
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私のは8,000円だった。
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毛蟹は春先に網走に食べに行く
去年と今年、ゴールデンウィークに網走で毛蟹というのをしている。
毛蟹は冬なイメージだったのだけれど、実はオホーツク海では4月〜7月が旬。
しかも冬以外も北海道周辺で漁がされているから、意外に楽しめるのだそう。
これも北の大地の友達から教えてもらった。
(昔は海老派だった私。蟹は食べるのが面倒だった。でも蟹の食べ方を会得したら蟹もみずから食べるようになった。)
オホーツク海の海沿いの通りにポツンとあるお店に行っている。
茹で上がり時間から逆算し、予約しておくと
予算に応じた毛蟹を到着時間に合わせて茹でておいてくれるから着いたら待たずに食べられる。
だいたい4,500円から5,000円のを2人で食べてちょうどいい。
それで結構お腹はいっぱいになり、余力があるとドロラーメンを食べる。
これは蟹のお店のご主人に教えていただいた。
確か、だるまやという名前だった。
また来春、毛蟹を食べに行けるかしら。
ともあれ、あと2杯。
家族と一緒に楽しみたい。