Twitterで交流させて頂いているkeiさんに「前々から思っていたけど、右脳の人ですよね」と言われました。
多分そうかなあと漠然と思っていました。
(よく手を組んでどちらが上にくるかとか、そういうことをしても必ず右脳判定。)
前回「勉強法」について書きましたが、「情報の記憶や処理」について書いてみたいと思います。
どちらかというと、
「(覚えようとして)覚えている」とするより、
「(記憶に)残っている」感覚
です。
視覚でとらえることを意識する
感覚的なものなのですが、
「そのことは、テキストの右側のページの下の方に書いてあった」とか、
「それは、テキストの左側の欄外にあった」とか、
大雑把に言うとそんな感じです。
過去問題を解き終えて、テキストを読む時にも、
・まず目次をざっと見る(読むのではなく、見る)
→全体像をとらえます
・それぞれの章も最初に全体をパラパラと見て、軽く斜め読み
→同じく全体像をとらえます
目に入ってくる感覚を大切にします。
そうすると、記憶を紐解くのに役立ちます。
結構、「テキストのこのあたりにあった」というのが思い出すフックになります。
難解な内容を理解したい時も全体を眺めてから
最初に、文章の全体を「見ます」
眺める感じです。俯瞰する感じ。
そして、内容の流れやポイントをつかみます。
それから、細かく読み込んでいきます。
最初から読み込もうとすると、その文章がどちらに向かって書かれているか分からず理解が遅くなる気がします(私の場合)。
何事もゴールや全体像を見定めてから
お裁縫は苦手ですが、お裁縫に例えると最初から読もうとするのは、いきなり縫い始めるようなものです。
まず、縫い終わりにまち針を置いて、その間にも大まかにまち針を置いて、という感じです。
全体像を見て、どこにポイントがあるか押さえながら進める。
(大げさに言えば、最初に頭の中でシミュレーションしてしまう、そんな感じ。)
勉強に限らずそういうやり方が好きです。全体が見えないと効率よく動けません。
例えば、これから走るコースが直線なら思い切り走れるけどカーブが多いならまた走り方は変わってきます。
現在地からゴールまでの道のりを大きくとらえてから、間を埋めていく方が記憶も処理もしやすいです。(あくまで私の場合ですが)
何事も「大きな範囲を視覚的にとらえる」ことが大事で、そうすると「細かい沢山の情報」ではなく「多くの情報を感覚的に記憶できる」気がしています。
視覚でとらえると頭の中も視覚化できる
私があまりノートやメモに書き出さないのも頭の中で書いている(というより写真に撮って保存している感覚が近い)からかもしれません。
書くより画像として保存し、頭の中で再生する方が早い感じです。
何か行動をする時も、頭の中のノートに書いてそれを視覚でとらえて実践します。
(これをしておくと、後でアウトプットが必要な時も頭の中を書き出せばいいので早いです。)
例えば問題を解く時も
選択肢がいくつかある問題の場合、ざっと全ての問題を「眺め」ます。
そうすることで、各選択肢のキーワード(ポイント)がなんとなく掴めます。
例えば最初の選択肢が明らかに間違いと分かった時、「同じキーワードがある別の選択肢が正しいかも」と読みながら、見当をつけられたりします。
その分、処理時間が短くなると思います。
この方法に慣れてくると、逐一全部を細かく読まなくても感覚的に全体が掴めるから、楽です。
とても「感覚的」なことなので説明が難しいのですが、文章を読む時に「一字一句を追うのではなく、全体で視覚的にとらえるようにする」と、「目で追って文章で理解するより多くの情報が定着しやすくなる。記憶に残りやすい。」ということでしょうか・・・。
例えば、普段の行動も
したいことを書き出すのではなく、頭の中で「視覚的に」処理しています。
無意識にやっているのでいちいち考えてないですが、あえて説明するならば、必要な行動をイメージ画像にして、時間軸に置いていく感じです。
それでその時の状況に合わせて、頭の中で順番を変えたり止めたり、後にまわしたりしています。
昔からこの方法です。(最近書き出すこともトライアル的にやっていますがやっぱり書くより頭の中で置き換える方がまだ楽で、定着しません。)
記憶の方法も人それぞれだと思いますが、私はこの「視覚的にとらえる」方法が自分にはあっています。
勉強もやりたいこと(しなくてないけないこと)も、頭の中で視覚的にとらえて処理する。
書き出す時もできるだけ文字より図にします。
私なりの情報の処理方法でした。
(うまく説明できないので伝わらなかったらごめんなさい。)