この記事が思いの外、読んで頂けたので補足を書きました。
(もとの下書きにあったのですが、長くなるので外した部分です。)
前回の記事のポイントは、効率化の為に「過去問を先に解く」がポイントでした。
今回のポイントは、「答えを予測する」「問題を意識してテキストを読む」です。
答えを予測する
ある程度学習が進むと、記憶力がいい人は、問題と答えを覚えてしまうと思います。その段階にきたら、私は次のステップを入れます。
(そこまで不要な資格の場合はしません。)
私自身は多分記憶力はいい方だと思います。(自分では分からないけど友達からよく言われるので・・・)
宅建の場合ですが、1冊目を覚えてしまうと問題の最初を見ただけで答えが分かってしまい、学習効果が薄れる気もしましたし、「他のパターンの時解けるかな」と思いました。
宅建はいろんな種類の問題集があったので、2冊目を買うことにしました。
1冊目の時は時間がもったいないから、考えず先に答えを見ました。
2冊目の場合、最初よりは解けるはずなので分からない問題の時は答えを予測します。
テキストで得た知識をもとに、この場合「どの選択肢が納得感があるのか」を考えて答えを選びます。
ただし、ここも時間はかけません。
一回目よりはちょっと考えてみて、それでも分からない時は、
そこがまさしく「考え方を理解できていない」箇所
なので
・印をつけ、
・答えを見て、
・テキストに印をつけ、
・問題にテキストのページを記載
します。
この時、テキストの蛍光ペンの色は変えてもいいし、赤ペンで印をつけます。
ノートに書きたいことなどは、テキストに直接書き込みします。情報は一箇所にまとめます。
1回目の学習で理解できなかったところです。大事です。
このことを最初の記事に丁寧に書けなかったので補足です。
ここまで来るとテキストは、
・最初に蛍光ペンで線が引かれたところ
と、
・2回目に分からなくて強調されたところが記録されている
ので、あとは重点的にそこを学習します。
「問題を意識して」テキストを読む
蛍光ペンで引かれたテキストの箇所を読む時は、「どんな問題だったか」を思い出しながら読みます。
その箇所でどんな問題が出題されていたかを意識しながら読むのと、ただ覚えようとして読むのとでは違う気がします。
問題を意識して思い出しながら読むと、ここでは「何がポイントだったか」が自然と身に付きます。
解く問題も強弱をつける
1回目に見ないでできたところにも印をつけました。
ここは、感覚的に理解できているところなので学習のウェイトを下げます。
(もともと考えずに解けた問題なので類似の問題でも答えが出せる可能性が高い。)
そして、1回目にも2回目も分からなかったところに集中します。
項目や単元でも強弱をつけます。
解いていくうちに、「ここは楽」「ここは苦手」というものも出てくるかもしれません。
時間がない時は、楽なところは軽くして(もしくは捨てる)、苦手なところに時間をかけます。
こんな風にして、問題を解くことをベースにして得手不得手を選り分けて勉強します。
だいたいこの方法で、模擬テストも合格点を取れると思います。
余談:ノートについて
「書くと覚える」「自分のノートが見やすい」
そういう方はそれでもいいと思います。
私がその手法を取らないのは、
・まとめたノートは試験が終わったら見返すことはない
→ゴミになる
・まとめたものは、結局テキストと同じじゃないかと思う
→だとしたら、苦手なところを見つけて印をつけてそこを集中して覚えたらいい
・テキストに情報を集約したい
→まとめノートを見て学習中に、他に気になることがあったら&ノートにそこまでの記載がなかったら、テキストを開かないといけなくて面倒。
テキストに得手不得手の情報を集約することが大事だと思ってます。
ノートに書きたいことがあれば、それはテキストの余白に書き込みますが、テキストはよくできているのでそんなにはなかったです。
最後に・・・試験に合格したら、テキストと問題集は売ります。
一回で合格しないと内容が古くなるので売りにくいです。
少しでもお役に立てたらいいな、と思います。