〜 blancのひとりごと

美味しいお料理〜@京都

 


 
食を楽しむつもりで、出かけた先日の京都。
ホテルを前回と変えたけれど、部屋自体の使いやすさは、前回の方が良かった。

 

 
土曜日のランチから、日曜日のランチまでしっかり食べたから、しばらく胃腸を休めたい。
 

老舗フレンチ レ シャンドール

 
ランチはリピートしているフレンチで、どれも美味しかったけれど特に美味しかったのが、オードブルのフォアグラ料理とメインの牛頬肉の煮込み。  
 
他のオードブルとも迷ったけれど、フォアグラを茹でる調理法は初めてだったからセレクトした一皿。
 
脂が見えるが、茹でた分とてもあっさり目。
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フォアグラは茹でてあり、周りのスープは鴨からとった出汁で、このスープの完成度が高かった。白いのは百合根と根セロリ。百合根と根セロリを食べたかったこともありオーダーした。
フォアグラ本体がなくても満足。
周りも美味しかった。
 
そして、こちらは赤ワインを使わないで煮込まれた牛頬肉。
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まず塩漬けした牛頬肉を水に漬けてまた塩抜きする。この一手間でお肉の旨みを残したまま煮込めるそうだ。
香味野菜と一緒に煮込む。
上にのっているのは、マッシュルームと白ワインで煮詰めたエシャロットだった。
この煮込みはとても美味しくて、また食べたい。
 
そして、このワインがまた美味しくて。
 
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クローズ・エルミタージュの白ワイン。
 
葡萄品種はマルサンヌ。
単独でも美味しくて、いつも選んでくださるソムリエさんに感謝。
 
この老舗はサービスも行き届いてとても心地よい大好きなフレンチ。
 
ちなみに、今回は夕食もコースなので一番軽めのコースにした。
他にはアミューズとポタージュとデザートがあった。

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普段はオードブルが2つ選べる真ん中のコースを食べることが多い。
 
ここのフレンチは大好き。
あと1回くらいこちらにいるうちに行けるかしら。
ちなみに、ひとりフレンチ。
もはや、ひとりでの食事は当たり前になったけれど、今思うと昔は考えてもみなかった。
友達や彼と行くのが当たり前だったから。
 
ひとりもたまにはいい。
 
そして、夕食は京料理
 
 

京料理 粟田山荘(京都ホテルオークラ別邸)

 

今回泊まったのがここのホテルだった。

あまり夜は外に出たくないから、ホテルで夕食をと思ったがもうひとつの京料理(入舟)は、予約が取れなかった。

(多分だけど、入舟は地域共通券が使えるから、こちらから埋まったのかも。粟田山荘は使えない。)

 

それで、移動はしないといけないけれど、前から気になっていた粟田山荘の方に行くことにした。

京都ホテルオークラ別邸 京料理 粟田山荘 | 京都ホテルオークラ【公式】

 
粟田山荘は、すべて個室なのでコロナ対策としても安心だし。
 
 
京都のホテルオークラは、京都市役所前にあるので、そこから地下鉄東西線に乗り、東山で降りる。
いつもよく行く界隈。
 
外観を撮りたかったがとっぷり日も暮れており、無理だった。
 
一応撮ったが、お迎えの人が出てきており、お待たせするのも申し訳なくそのまま中へ。
真っ暗すぎて意味不明。(笑)門の所に男性がいるのがお分かりでしょうか。お迎えにいらしたので、撮り直しできなかった・・・
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だからいきなりお部屋の写真から。
 
 
お庭が見える個室で、のんびり満喫。
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後ろ側に荷物を置く場所がある。
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広くてゆったりのお部屋にも満足。のびのび寛げた。
 

ここ粟田山荘は、西陣織の織元の別荘で前から気になっていたところ。

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ホームページから転載

 

こちらは、せっかくなので一皿一皿ご紹介。

 

このお盆は、通常サイズより大きくしてもらっているそうで、柄は独楽(こま)。

 

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お茶のお棗に同じような柄があり、それが独楽(こま)というので伺ったらこれも同じ柄。

大きい分、ゆったりとお皿が配置できていい。

真ん中には季節の野菜が描かれた白い紙が置いてある。 

お茶は紫蘇茶。 

漆の盃で食前酒の日本酒を。

 

お品書きはなく、給仕をしてくださる方から説明を受ける。

最初のお料理は、洋梨とかぶら、せり、かにが重なったものに土佐酢のジュレがかけられて、いくらが添えられている。

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土佐酢とカニ、せり、かぶらのさっぱりに洋梨の優しい甘味がいい塩梅で、最後にいくらの塩味が味を引き締めてくれて美味。

 

 

次は、金目鯛と木耳、金時人参とうぐいす菜、ゆずの椀もの。
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熱々なのが良かった。お出汁ももちろん美味しいし、鯛の身もほどよく火が通り、金時人参と木耳の食感はアクセントになって柚子の風味も冬を感じる。

すっかり身体が温まる一品。

 

  

そして、お刺身。ぐじ(甘鯛)と氷見の寒鰤。

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ただ残念なことに、鰤はあまり得意じゃない。この季節は仕方ないのだけど。

ぐじは美味しかったが、寒鰤はみぞれ(大根おろし)の力を借りて、なんとか。

シダ類と金柑のあしらいが華やかな盛り付け。

この大根おろしが本当に雪みたいふわふわだった。

おろし方を伺うと、おろしたあと巻きすで巻いて水分を少し取り除いているそうだ。

 

 

日本酒は、京焼で供され、グラスは江戸切子

「粟田山荘」というお店の名前のついた日本酒でこれまた美味しかった。

料理を邪魔せず、スルスルと飲める日本酒。

伏見の山本本家というところで作られているようで、これは買って父と飲みたい。

京都 伏見 山本本家 オンラインショップ |

(でも多分、粟田山荘でしか買えないとおっしゃっていた気はする。)
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次の御膳は、椿が添えられ、奥の茶色の器が子持ち昆布とほうれん草のおひたし。

ワカサギの天ぷら、隠れているが鴨ロース、そして海老芋の田楽。

手前の黄色は、なまこのみぞれ和え。f:id:nuage_blanc:20201213173352j:image

子持ち昆布もほうれん草も大好きだし、この煮浸しは特に美味しかった。

ほうれん草だけも美味しい味だったが子持ち昆布の塩気がアクセントになって触感も良かった。

 

なまこもコリコリして美味。日本酒が進む。


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焼き物はシンプルな盛り付け。今までが結構しっかりと飾り付けられていたので、

ここで抜く感じかしら・・・。


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鰆にからすみ粉を付けて焼いたものに、さつま芋のチップス。

(器に、鰆とサツマイモのチップスのみというシンプルさ・・・)

 

 

この少し手前から睡魔が襲ってきて、「お部屋は静かで居心地が良く眠たい」と言ったら、食事のペースを落としてくださった。

 

口直しは、姫林檎とロゼシャンパーニュのシャーベット。
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特にくりぬいたりんごの器が有り、中にきれいなピンク色のシャーベットが入っていたのだが、眠くて撮れなかった。というわけで、食べた後の写真(汗)

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ここで、少し間があり、床の紫式部の写真などを撮っていたら少し目が覚めてきた。
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次は、これまた南天がきれいな御膳。
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白子と九条ネギの炊き合わせだが、とろみのついた餡とゆずのアクセントが美味。

九条ネギも甘みがあり、やはり美味しい。
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そして、最後ご飯なのだが、これが本当に美味しくて、おかわりをしてしまうほど。
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お米は、山科産のひのひかり。

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お漬物も、一つ一つの味がとてもおいしかったし、海苔もこの細さ。

最初の一杯目をとろろと海苔で食べて、二杯目はお漬物とおみおつけで。

おみおつけは、中に魚のしんじょうが入っていた。


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この最後の白いご飯は毎日食べたいかも・・・。


水菓子は、あまおう。みずみずしく、甘い。
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そして、ホワイトクリスマスという名前の和菓子とお抹茶。


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お昼にフレンチを食べたから、どうなることかと思ったけれど、しっかり完食。

 

今回はひとりで堪能(コロナを気にした友達は来られず)したので、次は友達と来たい。

 

こんなことができるのも、仕事があるからで、会社にも感謝。

そして、仕事があるのは、大学まで教育をつけてくれた親のおかげだわ、と寛ぎながらしみじみ。

 

父に『ありがとう』をホテルに戻ってから伝えた。

 

昼のフレンチも夜の京料理も大満足の1日だった。

またしばらくしたら、食べに行きたいな。

 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

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