〜 blancのひとりごと

日曜日の万年筆

昭和が遠くなりました。

古い物が好きな私は、たまに昔の日本が懐かしくなり、池波正太郎さんのエッセイを読み返します。

「銀座日記」もあったと思うけどどこかにしまってあり、大好きな「散歩のとき、何か食べたくなって」は会社の目上の方に貸したらそのまま転勤されてしまったので[emoji:v-406]、また買い直すつもりです。

今読んでいるのは、「日曜日の万年筆」。

昭和59年発行のもの。

当時変わりゆく時代を池波正太郎さんが描写していますが、私から見たらそれでも羨ましいな、と思えます。

もちろん悲惨な戦争をはさんでの時代なので、良いことばかりではないけれど、今の日本になくなってしまったいい部分を感じられます。

もちろん今の日本にもいいことはあるんですけれど。

好きなエッセイです。