〜 blancのひとりごと

お墓参り(心の傷を磨く旅の途中)

亡くなったSのお墓参りをしてきた。
 

 

彼のお母様ともゆっくり話せるから、
Sの家に1泊してお参りすることが多い。
 
 
地元を離れていた時は、親のこともあり日帰りしていたが、今は親と同居しているから、お墓参りの時は彼のお母様との時間をとるようにしている。
 
お仏壇のお花は事前に送っておいた。
Sの好きなメロンも北海道から送ってもらったらちょうど届く時期で良かった。
 
Sの家に着いて一息ついてから、お墓に向かう。
徒歩20分弱だが行きはタクシーを使った。
 
お墓に着いたら、まず事務所でお線香とお花を買う。
しおれてしまうから、現地調達。
事務所よりかなり上にお墓があるから、飲み物はお墓と同じところの自販機で購入することにして、お墓に向かう。
 
花を入れる花立を私が洗う間に、お母様がお墓を掃除。
 
花立を洗い終わって、お花を飾り手を合わせる。
 
お墓からは、富士山が見えるがこの日は薄曇りで見えなかった。
 
暑いので、Sに風を吹かせてほしいと頼んだら、本当に心地よい風が吹いてきた。
 
きっとあの場所にいてくれたに違いない、と思うことにする。
 
帰りは歩きたかったので、お母様とのんびり戻ることにしたが、帰り道もSに風をお願いしたら、ちゃんと吹いてくるので会えた気がした。
 
(本人は、『人は亡くなれば無だ』という考えだったから、私がこんなことを書くと嫌がるだろう。)
 
私には、人が亡くなったら『無』なのか、魂があって生まれ変わるのかは分からない。
その人が誰かの生まれ変わりかなんて分からないし魂を見たことがないから唯物論的には信じ難い。
 
一方で、そういう考え方があるのは、体験した人がいるからであれば、あるんだと思う。
想像から生み出されたものならないんだと思う。
だから、分からない。
 
お墓からの帰り道、木槿が咲いていた。
蕾がたくさん付いていたから満開はこれから。
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お墓から戻って、またのんびりしたら、近くのお店で夕食を取る。
予約をして下さっていた。
 
コースがボリューミーでお腹いっぱい。
 
 
翌朝は、これまたジリジリと暑い酷暑。
洗濯物が乾きそうだから、昨日着ていたもの、使わせていただいたシーツなどを洗って干した。
 
お母様は『私がやるからいいわよ』
『のんびりゴロゴロして』とおっしゃるし、実際私が何にもしなくても大丈夫なのだが、やっぱり私の方が若いんだし、動いた方がいいと普通に過ごすことにした。
 
本当は心地よくて、ゴロゴロしても良くて悩んだけれど、やはり自分が使ったものをそのままは気分的に嫌だった。
 
サンルームがあるから、そこに敷きパッドを干し、シーツや洗濯物も外やサンルームの中に干してスッキリ!
 
そうこうしていると、Sのお姉様がいらっしゃると言う。
その日か翌日にと思っていたみたいだが、私がいるなら会いたいときて下さった。
 
ちょうどメロンが届いていたから1つ持って行ってもらった。
 
久しぶりに3人でいろいろ話した。
お姉様は今介護医療員でナースとして働いているから、いろいろ教えてもらい勉強になる。
(お母様もナースで今も家の近所のクリニックで働いているスーパー80代!)
 
Sが居なくなり、寂しいしまだ思い出すと心の奥底が痛いけれど、私もお母様もだんだんと暗くならずに話せるようになってきた。
 
彼が亡くなった直後は、『時間が解決するなんて嘘だ!』と思ったし、今解決したかというとそれも違うと思うけれど、時間が痛みを少しずつ少しずつ和らげることはあるかもしれない。
 
時間のおかげで、その時のショックな記憶や感情が多少薄らいでいくからかもしれない。
 
私の『心の傷を磨く旅』はまだまだ途中。
 
Sの家はいつもピカピカで綺麗なので、リフレッシュできた。
もっと居たかったが自分の親を看ないといけないから帰らないといけない。
 
さて。
実家に戻り、日常が戻る。
 
今日も晴れ。
洗濯小僧になって、大物を洗う。
 
連休最終日、皆様もよい一日をお過ごしください。
 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

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