美山
鹿児島市内からバスで1時間ほど揺られて、日置市にある美山を訪れた。
沈壽官窯の売店の方から、イベントで商品が2割引になると伺ったのでイベント期間中に行くことにした。
この日の目的は、前から欲しいと思っていた物を買うこと。
だから行きは同じ9時5分のバスに乗ったが帰りは11時34分のバスで帰ると決めていた。
だから滞在時間は約1時間20分程を予定。
疲れているし、戻ったらお昼を食べて午後はのんびりしたかった。
前回はよく晴れていたが今回は小雨だった。
雨に濡れた緑が艶やかで、ピーカンに晴れた日よりも風情があった。
時間が限られているので、バス停を降りて、すぐ沈壽官に向かう。
途中、お抹茶が飲めると知り(多分前回はまだコロナでやっていなかったのかも)、その時間も加味して行動しなければと先を急ぐ。
買うと決めていたもの
売店は、イベント期間中のこともあり、前回より混んでいた。
今回の目的は、
- コーヒーカップ
- 犬の置物
を買うことだった。
菊足コーヒー碗皿(菊)
このシリーズのコーヒーカップをオーダーしてきた。
菊脚コーヒー碗皿(菊) [キクアシコーヒーワンザラ (キク)]
一つ一つ個体差があるので、いろいろお店の方と話して、蝶の位置や色などを検討。
あとは、前回これと同じシリーズの丸いお皿をオーダーしている。
多分2月くらいに出来上がるはず。
西郷隆盛の愛犬 つん
とある理由から、犬の置物も買うことにしていた。
西郷隆盛の愛犬つん、をモデルにしたもの。
もともと、このパターンと『おすわり』と『ふせ』3種類があるのだけれど、周りに聞いても満場一致で、この『あるく』という種類が良いというので、この『あるく』を買うことにした。
一つ一つ顔や体が結構違う。
その日は全部で6個あったから、その中から家に来る『つん』を選んだ。
顔が一番整っていて、きれいなこの犬にした。
ちなみに、この『つん』は薩摩犬という種類らしい。
オンラインでも購入可能。
西郷隆盛の愛犬というので、この犬だけだと思っていたけれど、実はいろいろ飼っていたみたい。
西郷隆盛愛犬ツンの銅像|九州への旅行や観光情報は九州旅ネット
うさぎ狩りが得意なこの犬の銅像が川内(せんだい)というところにあるみたいだけど、猟犬ぽくてこの薩摩焼とはまったく異なる雰囲気だった。
上野公園の西郷隆盛像を見た記憶がないので、次の帰省で美術館に行くときに見てこようと思う。
追加で購入したもの
もともと予定にはなかったお皿を買ってしまった。
菊足のシリーズで、イベント期間中の限定コーナーに置いてあったのが目に留まった。
縁取りが金色で、大ぶりなのに軽い。
パスタやカレーとかにも良さそう。
真っ白ののっぺりしたお皿だと美味しく見えないけれど、これは柔らかな白に金色の縁取りが華やかで、絵付けがない分飽きの来ないデザインだと思う。
ひっくり返すと菊足が3つ付いている。
早速みかんを置くお皿として活躍。
最初は深い鉢を買うつもりだったが、気が変わり、このお皿を2枚買うことにした。
この桜島で買ったみかんはとてもとても美味しかった。
みずみずしく甘い。
さらにもう一枚
縁のデザインが桜のようになっている。
これは限定品ではなく、前回行った時もあった。
小ぶりなので、和菓子などを置くのにちょうどよい。
茶室
買い物を済ませて、包んでいただく間に茶室で抹茶を飲むことにした。
雨に濡れた庭の木々がつややかで美しい。
茶室はたまたま一人で、静かでよかった。
私の大好きなかるかんの明石家さんが、ここ限定の栗のお菓子。とても美味しかったけれど、コロナのせいなのか分からないが懐紙にプラスティックのままなのが少し残念。
茶室から眺める緑がしっとり美しい。
久しぶりに抹茶を飲んだ。
鹿児島はお茶が有名なのだが、抹茶は京都の小山園のものを使われていた。
お軸は『山深水寒』やまふかく みずさむし。
調べると『碧厳録』に『檻前山深水寒』という禅語があった。
お茶を習うとこういうことも、学べるのに離れて久しい。
また習いたいなと思いつつ今は気持ちの余裕がない。
一服しながら、緑を眺め少しゆっくりした。
この後は、バスに乗り鹿児島市内に戻り、その足でそのままお鮨を食べに行き、コーヒを飲んで帰宅した。
気軽に行けるお鮨屋さんの目の前に落ち着くコーヒー屋さんがありいつものルート。
朝早く行動して、充実の土曜日だった。
今週もあと1日。
心穏やかに上機嫌に過ごしたい。
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