〜 blancのひとりごと

秋を感じて

気になっていた薩摩焼の里を訪れた。
 
 
日置市にある美山(みやま)という地区。
名前の通り美しい山里だった。
 

バスで向かう

 
鹿児島市内を出たのは7月の終わり以来。
天文館からバスにゆられ1時間くらい。
 
片道660円。
Suicaは使えない。
空港に行くバスもSuica非対応なので、現金がいるのが面倒である。
 
かすたどん』で有名な薩摩蒸気屋さんの前から串木野方面のバスに乗る。
 

 

バスが市内を抜けると、どんどん景色が変わって田舎の秋の風景をのんびり満喫。
 
一番人が乗った時でも10人には満たなくて、ガラガラだった。
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『美山』というバス停で降りたら、目の前が目的地だった。
 
 

沈壽官窯

 

沈壽官窯 || Chin Jukan

 

バスを降りると、美山の案内図と沈壽官窯の駐車場があった。

 
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すぐに目的地で、歩くと思っていたのでよかった。

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木陰が心地よく爽やか。
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まだ人がいなくて、ひとりで満喫。
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作業をされている職人さんを覗くことができる。
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案内板に従って進んでいく。
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登り窯を上から撮ったもの。
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2時間ほど売店やギャラリーを見てから、茶寮でお昼を食べる。
 

沈壽官の茶寮美山

 

敷地の中に茶寮の建物がある。

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メニューは、3種類あるが私は参鶏湯を注文した。
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スープもとても美味しくて、かなりお腹いっぱいで苦しくなったがお皿が空になるよう完食した。
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高麗人参がのっていて、なつめ、蓮の実、餅米などなどが鳥の中に詰まっていて、食べ応え十分。2人でシェアでもいいくらい。
 
胡麻豆腐。
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くこの実のドレッシングが美味しいサラダ。
野菜も新鮮。見えないけどベビーコーンもサクサクして美味しかった。
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苦しくて無理だと思ったが、豆乳をかためたこのデザートはつるりとさっぱりして、お腹におさまった。
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薬膳でヘルシーなのはありがたい。
が、とにかくお腹がいっぱいで苦しくなった。
 

再び散策

 
茶寮を出て再び敷地内を散策。
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頭上注意の紙が吊り下がっていた。
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秋晴れの空に柿のオレンジがきれいだった。

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これは登り窯。
 
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Wikipediaの説明を引用しておく。
登り窯と現在一般に呼ばれるものは、窯業で陶磁器等を大量に焼成するために、炉内を各間に仕切り、斜面等地形を利用し重力による燃焼ガスの対流を利用して、炉内の各製品を焼成時に一定に高温に保てるよう工夫された窯の形態のことをいう。表面に釉薬を使用する場合は製品の均一という点でこの炉窯が優れている。

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木がたくさんあって、落ち着く。
人もこの時は誰もいなくて静かだった。

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収蔵庫は500円で、初代から現代までの歴史をたどることができ、博覧会に出品された作品などを見ることができるが、やはり私ひとりしかいなくてのんびり静かな時間を過ごせた。
 
 
 

菊足

 

私の目当ては、菊足のシリーズ。

在庫がないので、見本のサイズ感を見に行った。

リンク先に優美な白薩摩のコーヒーカップがある。これを今取り寄せ中。

菊脚コーヒー碗皿(菊) [キクアシコーヒーワンザラ (キク)]

 
今回お揃いのお皿も頼んできた。
ここにある在庫の柄の感じが、私の買う基準を満たさなかったので発注をしたが多分年明けになるとのこと。
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フリーカップ

 

そんな中目に留まったのがこちら。

オンラインショップにもなかった。

菊足より普段に使いやすい形なので即決。

 

札を見ると、『現品限り』となっている。

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お店の方に伺うと、試作品で商品にならなかったもので、これひとつしかないらしい。

 
商品化されたものを見たが絵付けはなく、その分値段はリーズナブルになっていたが、私はこれが気に入ったので買ってきた。
 
ただ絵付けがあるから、レンジなどは使えない。
 
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この絵の部分を眺めているだけでも楽しい。
陶器の表面の細やかな貫入もいい。
つるんとしたものより、味わいがある。
 
 
コーヒーカップは、茶寮に飾ってあったものも素敵で聞いてみると、十二代(今は十五代)の時代のものらしい。
やはり、私は古いものが好きみたい。
 
でもこの菊足も素敵で早く手元に来ないかしらと心待ちにしている。
 
ソーサーの裏側に、このように菊が足になってついている。(画像はサイトからお借りしまた。)
 
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可愛らしい。
 
他にも欲しいものがあったが、今回は買わずに帰ってきた。
 
一つ一つ揃えるのもまた楽しみ。
薩摩切子も買わないといけないので仙巌園にも行かなくては。
 
お休みはいくらあっても、足りなさそうだ。
 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

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