週末、再び島津家の別邸へ。
この写真はランチを食べたお店の窓から撮ったもの。
目的は、薩摩切子の工場を見ること。
工場からは、おしゃれなスターバックスが間近に見える。隣の敷地にあるのだ。
工場の中にあった展示。
大きいのは触っていいと書いてあった。
写真だと、美しさがなかなか伝わらないのが残念。
薩摩切子の特徴はボカシ。
厚みがあるので、カットにグラデーションを付けることでボカシた雰囲気になり、それが優美さや優しさを醸し出していると個人的は思っている。
工場を見終わった後、隣にある薩摩切子のお店に入った。
前回は工場見学が休みだったので、次に来た時に入ろうと見なかった。
まずこれから商品化される切子の投票が行われていた。
この中から3つ選んで投票する。
個人的には、今風というか子供っぽいなと思って、投票はしたが多分買わない。
ここで、気になったのは壺形の蓋付壺。
蓋にテープがあったので、外して見たいとお願いし、いろいろお話を伺った。
この2つの色とカットの違いが分かるかしら。
同じ藍色なのだが、左が今までのもの。
今後は作らず、右の色になっていく。
左の方がカットが浮き出てよく見える。
どちらも素敵だが、右はこれからでも買えるが左はもう作らないというし、この2つで比べてもカットがきれいな左がいい。
そこから、かれこれ2時間近くいろいろ検討して、4つほど買うことにした。
もう作らないという左側の蓋付壺。
これは、本体を徳利、蓋をお猪口として冷酒を飲むのによいかなと。
父に蓋付壺を1つ先に送った。
あとは自分がこちらで使うのに蓋付壺1つ。
あとは中皿と小皿を買うことにした。
同じもう作らない方の藍色で。
たまたま蓋付壺もラスト2個があったのだ。
2つあれば、利酒もできる。
蓋付壺も2つも並べたら個体差があったから、華奢な方を自分用にした。
使わずに鑑賞しても良いと思う。
優美で見ているだけでも心が静まるのはこの藍色だと思う。
その後ランチを食べに、隣の仙巌園の中にある桜華亭へ。
鯛しゃぶと薩摩正宗という薩摩唯一の清酒をオーダーした。
お酒は少し黄味を帯びている。
甘めだが美味しかった。
こちらは2,000円か2,300円。
鯛が大きい。紫蘇の下にもあり、多かったからお醤油をもらってお刺身でも、と思ったが結局お刺身が美味しいから、ほとんどをお刺身で食べた。
お会計の際、鹿児島市民はラインの県庁か何かの友達追加で2,000円以上で500円割引となると言われ、さらに仙巌園の年間パスポート(2回行ったら元が取れる)で10%引きの併用ができるらしく、日本酒まで頼んだのになんと1,930円だった!
安い気がする。
眺めも最高だし、今日も行こうかと思案中。他のメニューも食べて見たいし。
ランチの後は、仙巌園の中の薩摩切子のショップに。
工場の隣のお店は白く明るい貴重なのだが、こちらは暗くして、暗い中での薩摩切子の美しさを演出している。
ここで、友達の誕生日プレゼントを購入。
これも個体差があるので吟味に吟味を重ねた。
そんなことをしていたら、あっという間に夕方。
170円のバスに乗り、街中に戻り、素朴だけど美味しい焼きたての焼きどうなつ(1つ76円)を買い、帰宅。
まだまだ旅人気分。
現実逃避気味。
自分の薩摩切子はまだ手元にない。
届いたら毎日眺めて楽しみたい。
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