久しぶりにワインガイドを買った。
飲み慣れているせいかフランスのワインが好き。
美味しく飲めればいいので、別に知識がなくてもいいと思うけれど、20歳から飲んでいるうちに、なんとなく覚えてきたこともある。
一方で、好きなワインばっかり頼むので、フランス以外の知識はあまり増えない。
ここ数年、少しずつ飲むワインの幅を広げているが、それでも圧倒的にフランスワインばかり。
そんな訳で買ってしまったのは好きなフランスAOCワインガイド。
新幹線で読む本が欲しくなり、立ち寄った丸善で目についた。
紀伊国屋さんのサイトからの引用。
内容説明
ワインをもっと深く知りませんか?原産地の歴史や文化とともに、「ワインの特徴」「テロワール」「合わせる料理」を知れば、ワインがもっと楽しくなります。ひとつうえをめざすワイン愛好者に贈る最適ガイド!14の地方、約300のアペラシオンを収録。「用語解説」など付録も充実。
目次
私が特に好きなのは、 色をつけた地方のもの。
昨年はロワールの白ワインをよく飲んだ気がする。
この本はとてもよくまとまっていると思う。
例えば私の好きなブルゴーニュのワインの中の「モレ・サン・ドニ」のページ。
1ページに、モレ・サン・ドニの産地の説明、ワインの特徴、テロワール(気候や地質などワインにその土地特有の性格を与える)、ブドウ品種、合う料理がまとまっている。
こちらのページで紹介されている「プイィ・フュイッセ」に合う料理は私の好きなものばかりで飲みたくなってしまった。
プイィ・フュイッセ | ワイン通販のENOTECA(エノテカ)
唯一残念なのが地図がないこと。
例えばこの「モレ・サン・ドニ」はフランスのブルゴーニュ地方。
だが、こんな大雑把な地図しか載っていない!!
このブルゴーニュ地方は実は細かく地区が分かれている。
モレ・サン・ドニは濃い紫の所にあって、「ジュヴレィ・シャンベルタン」の南にある。
世界最高峰の赤ワイン「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ」もこの紫の地区「ヴォーヌ・ロマネ」にある。
(ちなみに昨年のこのワインの1本平均の値段は160万円!)
個人的には細かい地図が欲しかった。
そういう意味では、この本はおすすめ。先ほどの細かい地図はこの本に掲載されている。
この本は、ワインの基本事項やブドウの種類がよく分かり、かつテイスティングガイドとあるように各ブドウの特徴が細かく書いてあって、面白い。
「ピノ・ノワール」というブドウの説明ページ。こういう解説は先の「フランスAOCワインガイド」にはない。
読んでいるうちに、地図が欲しくなり一昨日「地図で識る世界のワイン」という本も買ってしまった。そろそろ届く頃。
最近かなりストレスが溜まっていた気がする。
疲れすぎて何がしたいかちょっと分からなくなってしまっていたが、この本を読むのは楽しみで、届くのが待ち遠しい。
ワインについて「ちょっと深掘りしてみたい」という時には、本を買って読むのもオススメ。
本は多くの知識を与えてくれると思う。読書の秋・・・。