◆青蓮院門跡へのアクセス
私は、並河靖之七宝記念館から歩いて行った。
京都駅からなら、烏丸線に乗って「烏丸御池駅」まで行ってそこで東西線に乗り換え「東山駅」で下車。20分もあれば行けると思う。
「門跡」は、もともと(平安時代頃)は、日本の仏教の開祖の正式な後継者のことを指していたが、鎌倉時代以降は位階の高い寺院そのもの=寺格を指すようになった。
皇族や公家が住職を務める寺院、またはその住職をいう。
「門跡」がいくつあるのか調べてみると、13ある。
- 知恩院 東山区/浄土宗
- 青蓮院 東山区/天台宗
- 妙法院 東山区/天台宗
- 曼珠院 左京区/天台宗
- 三千院 左京区/天台宗
- 聖護院 左京区/天台宗
- 実相院 左京区/天台宗
- 仁和寺 右京区/真言宗
- 大覚寺 右京区/真言宗
- 毘沙門堂 山科区/天台宗
- 随心院 山科区/真言宗
- 勧修寺 山科区/真言宗
- 三宝院 伏見区/真言宗
さて。青蓮院に戻る。
門をくぐるとすぐに右に進むよう案内がある。
靴を脱いで、拝観料500円と御朱印の300円を支払った。
御朱印は後で取りに来るように言われたので先に中を拝見する。
池泉廻遊式庭園で、先に殿舎を見てから庭園を見る流れになっている。
これは、華頂殿からの眺め。
一度入り口に戻り御朱印帳を受け取る。
左側が青蓮院のもの。意外とあっさりしていた。
(ちなみに右側は東寺。)
いつも御朱印は、Sと一緒にもらうことが多かったから、思い出して涙が出そうになるのを引っ込めるのに苦労した。
御朱印をもらった後、靴を履いて庭に出た。順路に従い、進んでいく。
華頂殿には人がいたが、ここに来ると誰もいない。
とても静かで緑豊かだった。
緑を抜けて順路に従っていくと、竹林に出た。
左に少し行くと日吉社。
ここも人がいなかった。
華頂殿にいた人に比べ、庭園では人に会わず不思議だった。皆興味がないだろうか?
青蓮院門跡。
庭園にはたくさんの緑があり、落ち着きく癒しの場所になった。