長い記事なので、適当に読み流してください・・・。
梅雨時期の京都
雨も降りそうだが、友達がランチもお菓子の受け取りもすべてしてくれたのでキャンセルは難しい。
京都に着いた時雨は止んで傘をさしている人が少なくなっていた。
今回も3回以上はバスに乗るから、バス一日券600円を購入。
地下鉄も乗る人は、地下鉄・バス一日券620円がいいと思う。
こちらのサイトによくまとまっている。
この日の雨は降ったり止んだり。
ただ強い雨や土砂降りはなく、気温も高くなく、夏の京都にしては過ごしやすかった。
清水三年坂美術館
京都駅から、100または206号系統のバスに乗り「清水道」で降りて徒歩7分ほど。
バスは空いており座れるし、道もガラガラだった。
今回の展示は刺繍絵画。
清水三年坂美術館は2000年にできた私設美術館。
京都府の美術館 | 清水三年坂美術館 | 美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ
この時の展示も非常に素晴らしく、以降時々訪れている。
美術館入り口のハスの鉢の緑がとても鮮やかで気持ちが爽やかになった。
美術館は、ほとんど人がいなくて、三蜜は避けられた。
というか私達以外いなくて、最後に1人見かけたくらい。
もともとここはこじんまりとして、静かで気に入っている。
ここで買ったのは栞。(包んであるので写真がない・・・)
小さくて、とても細かい細工のもの。
葉書を買って出したかったけれど、今回は欲しいのがなくて替わりに栞を2つ。
父とSのお母様に手紙と共に送る予定。
このあとランチへ。
おうすの里(梅干し)
ランチのお店の前に梅干しのお店に寄る。
友達は甘い蜂蜜が好み。
私は蜂蜜は使わない、甘くないのがいい。
お店の方に「蜂蜜がお嫌いですか?」と言われたけれど、違うの。
蜂蜜は大好物だけれど、梅干しを使う過程では入れないでほしいだけ・・・。
お店では何種類も試させてくださった。
私はシンプルな無添加で、塩だけで漬けたものを購入。
完熟した梅を塩漬けにして土用干し後、梅蔵でじっくりねかせました。梅の酸味と塩はすっかりなじんで、梅通好みになりました。
ランチは東山区で・・・
今回のランチは友達が以前も行ったそうで私は何の下調べもなく付いて行った。
お任せで8,000円のコースを友達が予約していた。
食べた感想はうーん、微妙。
あとから検索したら、
「シェフのフランス料理とも日本料理とも称される独創的な料理」とある。
なるほど。だからだわ、と納得。
私は普通に美味しい食べ物が好み。
独創的かどうかより、単純に素材のよい美味しいモノが食べたい。
誰かの新しい発想から新しい美味しいものが生み出されて、それが長いこと時間を経て、普通の美味しいものになると思うけれど、昨日食べたものの中にそうなりそうなものは、うーん、なかった。(注)あくまで私の味の好みの範囲で、の話。
1番ホッとしたのは、このローストビーフ。
ポン酢系と胡麻たれのソースがあったが使わなかった。お塩を出していただいて食べた。
最後の方に出たのだが、それまでの味の取り合わせが多分苦手でホッとした。
あとはこれ。
ちりめんご飯とカレーが選べる。
悩んでいたら両方少しずつにして下さった。
このカレーは美味しかった。ちりめんも良かった。
お漬物も好きな味だった。
他のお料理はこんな感じ。
2皿目。
野菜の上のハーブ、ミニコリアンダーやディルの花が好きだった。
車海老とヤリイカにソースがかかりすぎていて、ソースの味が強い。
素材の味を殺さない加減が好き。
あと素材とソースの相性がベストじゃなかった。もっと合う味がある。
(あくまで私の好み)
あ、でも車海老の頭を素揚げにして出してくれたのは美味しかった。
やはりシンプルなものは美味しい。
あとこれもよく分からなかった料理。
もともと冷製パスタがあまり好きではないし、いくらは白いご飯がいい。
聚光(じゅこう)
ランチの場所からバスに揺られ北上すること40分。
友達おすすめの和菓子屋さんへ。
(参考記事をリンクします。)
聚洸(鞍馬口)予約必須の和菓子は京都で押さえておくべき!次世代和菓子を楽しもう | Sweets Meister.com
こじんまりとした小さなお店。
「本日は御予約のみとさせて戴きます 店主」という張り紙があった。
ご主人はとても感じの良い方。
時期的に私の好きな薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)がないのだが、薯蕷饅頭は、和菓子の王道でシンプル故に難しいとおっしゃった。
そうなの。
だからこそ、「定番」が美味しいお店が好きなのだ。
普通の定番を最高に美味しく食べたい。
お任せにしたので、ご主人が取り置いてくだっていた2つを購入。
左から緑陰と撫子。
「緑陰」は緑色に染めた白あんとこしあんが二重あんになっていて、それがくずで包んであった。
周りのとろりとした葛の食感に中のなめらかでしっとりとした上品な甘さの餡が一体をなしてとても美味しかった。また食べたい。
「撫子」は、まわりがふわふわとしっとりとそして少しもちっとした食感(淡雪羹〜あわゆきかん)。
淡い淡いピンクなので、暖色系でも爽やかに感じる。
どこまでも柔らかい外側のふわふわとした淡雪羮に中のなめらかな餡が調和して切れ目を感じない。口の中での一体感がやはりすごい。
母に食べさせてあげたい。
「緑陰」も美味しかったがこの「撫子」もとても美味しくて、この2つでお取置きしてもらえていて良かった・・・。
今の家には和菓子アイテムがないので残念。
鎌倉彫の器とか漆の器や菓子切りで食べたい。買いたくなってしまう。
実家の器との兼ね合いで買うのを考えてしまうし、今のところでモノを増やすと引越しが面倒なのでなかなか買えずにいる。
お菓子が入っていた紙箱。
少し使って傷んだら捨てようと思う。
ワイン&シャンパーニュストッパーは普段袋に入れているけど、これだと取り出しやすいし丁度棚にはまる大きさだった。
(隣のウエストのクッキー缶は筆記用具入れにぴったりで大のお気に入り。)
友達の取り置きはまだ続く・・・。
hoko 歩粉
聚光から大徳寺のほうに歩き、ジンジャーケーキのお店へ。
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京都駅から行くならば、市営地下鉄の烏丸線に乗って、「北大路」で降り4分ほど歩いて市営バスに3つ目の停留所。
(バスを使わない場合、北大路駅から徒歩で16分ほどらしい。)
私は知恩院辺りからバスで北上した。
まとめ 京都で買ったもの
- 栞 2枚 清水三年坂美術館
- 梅干し おうすの里
- 梅ゴボウ おうすの里
- 和菓子2個 聚光
- ジンジャーケーキ2個 歩粉
友達のおかげで、美術館と定番系のランチばかりだった私の経験幅が広がっている。
こないだのナカガワ小麦店のパンも本当に美味しかったし。
次回もまた行く計画があるので、楽しみにしている。