〜 blancのひとりごと

生誕100年山下清展@SOMPO美術館

転勤先で仲良くなった方の東京出張があり、再会することになった。
 

 

SOMPO美術館で、山下清展をやっていてそれを見た後、東京都庭園美術館に移動してランチを食べ、フィンランド・グラアートを見てきた。
 
 

SOMPO美術館@新宿

SOMPO美術館は新宿駅の西口側にある。
新宿駅での待ち合わせ場所を説明しにくいため、東京駅のホームにお迎えに行って、そこから新宿に出た。
 
久しぶりの新宿。
名古屋でも見た気がする。
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SOMPO美術館入り口。
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この絵は有名な、新潟の花火大会の貼り絵。
実際に作品を見てみると、水面に映る花火と手前の観客など気が遠くなるくらい細かいちぎり紙で作成されている。
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山下清画伯

 
2022年春。
鹿児島市美術館で山下清展を見てから、東京で開催されたら必ず行こうと決めていた。
 
なかなか見応えがあり、時間が足りずもう一回行きたいと思った。
 
鉛筆画から貼り絵、水彩画、ペン画、油絵、陶芸まで多彩な才能の持ち主だったが、その評価は今も昔もいろいろ分かれているらしい。
 
展示は幼少期から始まっており、どんどん上達していくのが分かる。
 
山下清は、放浪生活を15年もしていた。
昔のこととはいえ、すごいことだと思う。
 
放浪をしながら、食事を分けてもらえるお家を訪ね、時には働き、自分の足で前回を放浪していた。
 
展覧会では、山下清が来ていた浴衣や放浪の時に使用していたリュックサックなども見ることができる。
 
どんなアートに属するかは、いろんな見解があるようだが、山下浩さん(山下清の甥御さん)は、障害者と思ったことはないとのこと。
 
 
こちらの本を読むと、人となりが分かると思う。
ペン画も掲載されていて、当時の日本の状況も味わえて面白い。
 
 
ヨーロッパ版もある。
 
 
おじはスケッチもしないで、放浪先で見た風景を記憶だけを頼りに緻密に描くことができました。その描写が正確だったことから、そう言われるのだと思います。サヴァン的な能力があったのは事実だと思います。でも、おじの絵は「写実」ではありません。写真のように記憶した映像を再現したのではなく、「心象風景」を描いたものです。目の前に電信柱があっても山下清は描きません。その電信柱が心の中に入ってこなければ、決して描かないのです。
 
〜上記リンク先記事より引用

 

本当に緻密で細かい。

確かに写実とも違う。

時間をかけてゆっくり見たい。

 

今回の展覧会は写真が撮れなかったが、鹿児島の時は一部撮影OKの作品があった。

その時に撮った『上野の地下鉄』。

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この時代にすでに地下鉄があって、でも乗客の服装は着物。

 

今回この作品の隣にあった『上野の東照宮』は一緒に行った友達が好きだと言っていた。

 

貼り絵はとても細かい。

最後の方の展示のヨーロッパの風景もとても良かった。

たくさん好きな作品があった。

 

9月10日(日)まで開催中。

新宿駅からも近く、外を歩かずに行くことができるので、見たことがない方は行かれてみてはいかがでしょうか。

 

庭園美術館についてはまた別に書こう思う。

 

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