北海道で海鮮を食べなかったので、物産展で買ってしまいました。
札幌最終日に行ったカフェ、ロヴァニエミさん。
柔らかな光が、優しく迎えてくれます。
私がこのお店を知った頃が、ちょうど開店した年でした。
その頃オーナーさんが、
「自分のペースで、大事に育てて、細く長くできたらよいな、と思ってるんです。」
とおっしゃっていました。
素敵だと思いました。
数年ぶりに行くことができたその空間は、
居心地の良さも変わらず、
美味しいお茶とお菓子も変わらず、
お店もきれいなまま保たれ、
オーナーさんの物静かな人柄も変わらず、
でも、活動の範囲は広がってお店も継続されていました。
すごいことだと思います。
オーナーさんがおっしゃられた通り、
自分のペースで、大切にお店を育て中なんだなと思いました。
オーナーの國田さんのいれるお茶は、いつも安定して美味しいのです。
ケーキもきちんと作っている感じが伝わってきます。
毎日のお仕事を大切にされて、その日々の積み重ねがお店を作っているのだなと思いました。
お店の静かな空気に、いろんなお客様が来ても、不思議と自然にお店に調和してしまうようなそんなお店。
國田さんが好きなことを趣味のように仕事として継続されている。
そのことはとてもすごいことだと思いました。
私には少なくとも今、そんな風にできる得意なことはないけれど、日々の積み重ねを丁寧に大切にすることはできると思いました。
久しぶりに訪れたカフェで、そんなことを思いました。
毎日バタバタして、おろそかにしてしまいがち。
ヤマネコさんのこちらの記事のように丁寧に暮らしたいです。
國田さんのカフェはそんな気持ちを改めて思い出させてくれました。