このところ、全く絵を描くことをしていなかった。
2020年も気忙しく、あっという間に過ぎて、昨春、新しい場所にきて、引きこもらないように活動していたからなのか、心に引っかかりながらも遠ざかっていた。
水彩色鉛筆と付随する道具は、すぐ出せるところにしまっていたのだけれど、座ってゆっくり描く気分になれなかった。
先日、お手本の本をパラパラと見ていて、山茶花を描いてみようと思った。
2年近く触ってないし、もともと習ったわけでもないし、手が上手く動かない。
本当はもっとちゃんと描きたかったけれど、集中力もなくて。
中断しかけたけれど、ふと思った。
完璧が分からないし、せっかく始めたから、適当でもいいから終わらせてみよう。
私のことだから、途中でやめたらまた放置しそう。
パンジーはそろそろ春だし、完成させたいがまだ未着手。
お手本通りにはいかないけれど、とりあえず描いて塗り終えたから、
日付と名前と花の名前を書き足して、葉書タイプなので、便りとして出した。
気が向いた時に、ささっと描けるようになりたい。
昨秋他界した伯父も、数年前に他界した叔父も、祖父母も絵を描いていた。
父の伯父も絵を生業にしていた。
私の中にもそういう遺伝子があればいいのに。
絵は見るのも好き。
美術や芸術に関わることを仕事にしたいと、何故もっと若い時に気づかなかったのか。
きっと、芸術で暮らすというのは困難なことだという思い込みがあったのかも。
でも、画家とか陶芸家とかだけでなく、その周りにもいろんな仕事があるのだから、選択肢はたくさんあったはず。
今ここにも幸せはあるけれど、
心が赴くことで暮らせたら、より幸せだ。
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