先日、久しぶりに使ったアイテム2つ。
違うお店のものだけれど、購入時期は同じ。トレンドを反映してなのか、お揃いみたい。
「黒」と自分
顔立ちが華やかではない+お化粧もしないので、黒を着ると地味になる。
昔、黒いワンピースで会社に行ったら「今日は夜お通夜ですか?」と言われた。
そんなわけで黒は私にとって活用のハードルが高い色。
オシャレに華やかに着こなせる人が羨ましい。
黒を買っていた時代
30歳を挟んだ数年。
黒に手を伸ばした時代がある。
私の今所有する黒いアイテムはほぼこの時代のもの。
淡い色合いばかり着ていたけれど、黒=大人みたいなイメージがあって、黒に挑戦したのだった。
けれども、その後自分の中の黒ブームはすぐに終わり、この頃買った黒い服はとうの昔に断捨離している。
でも小物類は断捨離しなかった。
似合うかどうかよりそのアイテム自体にときめいたからだった。
最近、再びシックな色が気になり、ちょっとだけ黒を復活したい。
自分の中での少しだけ黒ブームがきている。
洋服は難しいので、新たに買わず、自分の手持ちの小物で楽しもうと思っている。
手放さなくてよかった黒の小さなバッグ
これはSとどこかに行った帰りに、ショーウィンドウにディスプレイされていて私の目に飛び込んできた。
どこのお店かも気にせず「素敵だな」と思ったのだ。
値段は衝動買いするには高かった。
それに、このバッグがどうしても必要なわけでもなかった。
持ち手が細く金属で黒くないのとバッグ自体が小さいので、黒いバッグの黒比率が低いのが欲しくなった理由な気がする。
何故か諦めがつかず、その場でお金を用意して買った。
本当に「衝動買い」である。
結局、このバッグはその後結婚式やワンピースでのお食事の時など、ちょっとした時に使っている。
ちなみにGUCCIのもので後にも先にもこのお店にはこの時にしか入ったことがない。
最近新調した白いコートの時に持ちたくなった。
コートのファーがとてもボリュームがあって、形がエレガントなので小さめの華奢なバッグの方が合う気がしている。
そして、バッグの色も白か黒がいいなと思うのだ。
それでこのバッグが復活している。
手放さなくてよかった黒い財布
結婚式やお葬式や小さなバッグの時に愛用している。
この黒いなんの変哲もないお財布はシンプルで、先ほどの小さな黒いバッグにも収まる。
昔々のLOEWEのお財布である。
今のLOEWEのデザイナーさんは中性的なデザインが多い。
私は昔の女性らしい雰囲気が好きなので残念に思っている。
このお財布の革は傷がつきにくい。
手触りもスベスベで気持ちがいい。
ただ、大きいのが難点。(私は手が小さい)
どのくらい大きいかというと下までお札をしまうと、ここまで深い。
(お札、見えますか?)
どのくらいお金が入っているか外から見えないのは、見方を変えればいいかもしれない。
でもヨーロッパのお札は日本の紙幣より小さいのに取り出しにくくないだろうか?
分かりにくいので平置きにしてサイズを見るとこんな感じ。
ここまで高さがあるのだ・・・・。
中はカード入れの他、両サイドにポケットがあるのも便利。
とにかく表面の革がきれいでお気に入り。
使い終わったら、拭いて中身を取り出し、箱にしまう。きれいに保つコツ。
買った時の保護布も捨てない。箱自体が収納場所になっている。
引き出しの中にそのままお財布をしまうと傷が付きやすい。
だから買った時の状態で保管している。
そしてこの箱もしまうけれど、しまう場所もまた箱・・・。
この箱は、今度また使うものを入れておく場所で、黒い財布はまた週末に使うのでここに仮置きしている。(=普段は何も入っていないこともある。)
数年前の断捨離で、使用頻度が低い黒いアイテム類を手放そうかと迷った。
でも、使用頻度が低くてもたまに使うので手放さなかった。
買い直そうにも同じものは多分もう売っていないと思う。
手元に残しておいて本当によかったと思っている。
私の場合、昔のものも時折使うのでなかなか手放せない。
だから、無理に捨てることはしないようになった。
特にシンプルなモノは手放すのは最後でもいいのではないか、と思っている。