レストラン ラ・メール
志摩観光ホテルザ ベイスイートの5階にあるフランス料理のレストラン。
フランス語で「海」という意味。
窓際の席からは、英虞湾の美しい海が見える。
瀬戸内海を見た時に初めて波のない海を見たのだけれどここもとても穏やかな海面をたたえ、動かないので絵のよう。
地元の友達も皆、こんな海初めてと言う。
ディナーは、白波がないそんな英虞湾を夕暮れを、朝は爽やかな青い空と海を見ながら食事を楽しめる。
ザ クラシックにも「ラ・メール クラシック」というレストランがあるので、ランチはそちらでも食べることができる。
いつもお腹いっぱいなのとチェックアウト後はそのまま帰路に着くのでランチは食べたことがないが、ここのメニューも美味しそうなのでいつか食べに行きたい。
では早速食べたものたち。
コースの全体像
別のコースも食べて、それも美味しかったし、一度はザ クラブのレストラン「山吹」の鉄板焼きも食べたが、それ以外はこのコース「トラディション」。
写真はホテルの公式サイトからお借りした。
結局このコースが好きなので、これに落ち着く。
サミット開催後は、サミットのコースやらいろんなコースができているけれど、その名の通り、以前からのコース「トラディション」がいい。
このコースの、
- うにボンファム
- 伊勢海老のクリームスープ
- 鮑ステーキ ブールノワゼットソース
特にこの3つが食べたくて「トラディション」をリピートしている。
ただ年々お腹いっぱい度が増してくるから、アラカルトにしてもよいかと思うこの頃。
記事がまた長くなりそうだが、よろしければお付き合いください。
ドリンクのペアリング
以前はなかったのだが、昨年夏に行った時にはドリンクのペアリングのセットができていた。
前回は、シャンパーニュと白ワイン、赤ワインの3種類のペアリングのセットを頼んだけれど、今回は頼んだ料理のコースに合わせた7種類のペアリングにした。
いろんなものを試せるのはいいけれど、最近たくさんは飲まないようにしているから7種類なくても良かったかも。
アミューズブーシュ
季節ごとに変わるアミューズブーシュ。
一口大のオードブルであることが多くて、日本料理でいう突き出しみたいなもの。
今回は、
- メカジキのスモーク
- あこや貝の貝柱
- 北海道鹿肉
だった。
あこや貝の貝柱。
ここでしか食べたことがない。
ものすごく美味しいか、と言われたら正直普通だが珍しい気はする。
鹿肉は下にマッシュポテトが入っていて美味しかった。
この時の飲み物はシャンパーニュ。
G.H.マムのロゼ。友達のノンアルコールペアリングの最初がロゼだったので合わせたとのこと。
1827年創業のメゾン マム。
比較的リーズナブル。ボトルのデザインもシンプルできれいだった。
このロゼシャンパーニュのセパージュ(使ったぶどう品種の混合割合)は、
60%ピノ・ノワール、22%シャルドネ、18%ピノ・ムニエ。
あまり冷えてなかったのでお伝えしたら、変えてくれた。
お風呂に入ってから来たので暑かったこともあり、キリリと冷えたのが飲みたかったので変えていただき良かった。
普通には美味しかったけれど、泡のキメとかはあまり印象に残っていない。
うにボンファム キャビア添え
これが大好き。
基本重ためのものは普段あまり食べないのだけれど、これは何個も食べたくなる。
以前は楕円形だったけれど最近は丸い器。
これは生うにをほうれん草で包んだものにクリーミーなソースをかけて焼き、キャビアを添えた料理。
ソースが何かを聞くのをいつも忘れてしまう。
この一皿は、中のほうれん草の風味もちゃんと残り、ウニもきちんとウニをたもっているところが好き。
大好きな一品。
この時のワインは、1997年のシャトー・ラ・ルーヴィエール。
エチケットからだとそれしか分からなかった。
香りはとても良かったけれど、味は香りとギャップがあった。
美味しかったけれどもう少しボリュームがあっても良かった。
とはいえ7種類で12,000円だからリーズナブルにものに落ち着く気がする。
となるとやはり好きなワインを飲んだ方がいいかも。
鮑ステーキ ブールノワゼットソース
これも大好きな一品。
肉厚の身で周りがカリッと香ばしく、程よい弾力。
ブールノワゼットは焦がしバターソースのことだと思う。
これは美味しかった。
伊勢海老クリームスープ
濃厚な伊勢海老の旨味がぎゅぅ〜っと凝縮されたクリームスープ。
その内容はこちらをお読みいただければ伝わりそう。
三重県観光公式サイトより引用。
新鮮な伊勢海老のおいしさを活かしたこのスープは、まず、砕いた伊勢海老の殻をバターで炒め、殻の香ばしさも含めたうまみをしっかりと引き出します。
伊勢海老のおいしさが凝縮された濃厚な伊勢海老のソースを、白ワインや香味野菜などのブイヨンと合わせることで、深く豊潤な味わいのスープが完成します。最後に加えられるコニャックの香りが料理をいっそう引き立てます。
レストラン「ラ・メール クラシック」では、最後に生クリームを軽くホイップしたものをスープに浮かべオーブンで焦げ目を入れてからお客様のテーブルにお届けしています。その香ばしい焼き色を軽くかき混ぜてからお召し上がりいただくと、封じ込められていた伊勢海老の甘味と香りが、口の中で広がりあふれます。
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