無意識のバイアス
『手作り』の前についた『母の』という言葉。
手作りは、必ずしも母とは限らない。
と思った。
料理な好きな親で、父母共に台所に立つ家庭だったかもしれない。
もちろん冒頭の記事のように、
「え?うちの母さん、イチから作ってたよ。それが普通じゃないの?」
なんて、真顔で言われたら、どうします??
というシチュエーションはあるかもしれないし、インスタントでも何でも取り入れて、暮らしをまわすことも必要だとは思う。
ただ、私の対処法は違うかも。
その1
「え?うちの母さん、イチから作ってたよ。それが普通じゃないの?」
と言われたら、
まず、
「逆に聞きたいのだけれど、あなたはお母様のお手伝いなり料理をしたことがないの?」
と聞き返す。
その回答により今後を変える。
その時点で、そんなもの母(もしくは女性)がやるのが当たり前なる片鱗がチラリとでも見えたら、そのお付き合いを考え直す。
よって、本来この手のやりとりは、好ましい誰かが現れたら付き合う前にしておきたい。
このハードルをクリアしたとして。
その2
手作りで育ててくれたご両親に感謝したい。
インスタントは私は苦手なので、手作り好きは嫌なことではない。
(もちろんインスタントに頼らざるを得ないこともあるだろうが)
手作り美味しいよね。
貴方も作って。(手伝って、ではなく初めから最後まで自己完結)
そうなる方に、労力を傾けたい。
料理はできない、という人は結婚相手(パートナー)としては私は無理だ。
しかも、料理くらいできるようになるのは私のためじゃない。
私が相手より長く生きる保証はどこにもない。
自分の食べるものくらい作れる人でないと、私は嫌だ。
だいたいレシピを見れば(簡単なものは見なくとも)作れる。
その能力がない(もしくは出し惜しみする)人とは生活を共にしたくない。
これが、私の価値観であり、手作りへの対処法。(あくまで私のであり、正しい正しくないは関係ないし、人におすすめする訳でもない。)
大人になるまで、料理をしたことがなくても、その後できる人を男女限らずたくさん知っている。
その気になるか、ならないか。
あとは味覚(これだけはどうにもならないかも)さえ確かなら、美味しいものは作れる。
手作り、そんな大変じゃない
例えば、物にもよるがホワイトシチューなどルー手作り簡単だけど。
家にある物で作れるし、美味しい。
ルーを買いに行かなくても、バターと小麦粉と牛乳があれば簡単。
白ワインがあればなおいい。(これは飲む用のを少し拝借したらいいし。)
あとは好みだと思う。
ルーを小麦粉とバターで作る手間(あっという間だし。鍋もすぐ洗うだけ)と、市販の塩辛いルーのシチューを食べるのを比べたら、私は前者を取るだけだ。
ちなみに
私の周りの近しい男性で、料理ができない人はいなかった。
父も弟も作る。
小さな頃は母の兄、つまり伯父も遊びに行くと、ドーナツを一緒に焼いてくれたり、いろんな料理を教えてくれた。
付き合う人も料理はできるし、美味しい。
『料理ダメなんです』を言う男性は、能力のなさを自らアピールしているみたいで好ましくない。
料理くらい、サラッとこなして、美味しいものを食べさせてくれる。
そんなことを思った。
手作り。
人により考え方も千差万別。
正解はない。
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