先に昼食を予約
お腹が空いて、雨の中ウロウロしたり、よく分からないお店に入るのは避けたかったから、予めお店は予約した。
適当に入って、美味しくないお店だったりしたらつまらないし・・・。
もともとの目的の場所の近くで好きな所があったのでそこにした。
これで、街中の移動は最低限に。
お昼まではお寺に
お昼までの時間は、お寺に行くことにした。
なるべく人がいなさそうなお寺とせっかくだから好きなお寺という条件で考えた。
決めた行き先は東福寺。
時間があればその近くの泉涌寺もと思ったが今回は時間が足りなかった。
場所的に何となく人が少ないのではないかと思い選んだのだけど、本当にいなかった。
東福寺は京都駅の東南に位置している。
東福寺駅からは徒歩10分くらい。
働く女性の守り本尊
東福寺の本堂に着く前に、これが目に付いた。
働く女性として、立ち寄ってみようと思って中へ。
こちらも誰もいない。
ここは、五大堂同聚院。
調べてみたら、このようなところだった。
1444年に文渓元作禅師(東福第160世)が、その師、琴江令薫禅師(東福第129世)を開山として創建した臨済宗大本山東福寺の塔頭寺院。旧法性寺五大堂の遺仏である不動明王(1006年開眼)を本尊とすることから「五大堂 同聚院」と呼ばれています。
詳細はこちら。
せっかく来たので、御朱印をいただいた。
京都専用にしている御朱印帳
コロナで書き置きだったのに、お寺の方が「御朱印帳をお持ちでしたら、書きますよ。」とおっしゃられたのでお願いした。
ちょうど見開きの場所になったから、2ついただいて1,000円。
京都専用にしている御朱印帳に押してもらった。
大覚寺辰宸殿の牡丹図で、狩野山楽の描いた牡丹の花が金地に映える素敵なもので私は大覚寺でたまたま見つけてその場で購入して、そこから京都専用の御朱印帳として用いるようにした。
とても気に入っている。
この時、Sも一緒にいた。このあと確か丹波のワイナリーに行ったのだった。
⭐︎ネット購入も可能なので、リンクを掲載しておきます。
再び、東福寺の本堂を目指す。
また人気のない道を進んで、
東福寺
ほとんど人がいなくて、多分トータルで4人しか会わなかった。
http://www.tofukuji.jp/temple_map/index.html
御朱印は通天橋で
冬枯れの通天橋も味わいがある
写真だと分かりにくいけれど、意外に色褪せた赤や緑の葉が鮮やかで、冬枯れの景色もなかなかよかった。
雨の観光はあまりしたことがないけれど、雨や曇天は落ち着きを与えてくれて晴天とはまた違う風情が味わえるのだと思った。
何となく疲れていた気持ちに、しとしとという雨音が心地よくしみ通っていった。
ザーザー降りだったら、そんな気持ちにもならないけれど程よい弱めの雨だった。
重要文化財 開山堂
通天橋を進んでいくと、右手に登っていく通路があって、そこを進んでいくと開山堂がある。
右手に本堂を見ながら進み、突き当たりを左に登っていくと開山堂に到着。
左側は工事をしていた。奥が開山堂。
2階建の楼閣で、開山した円爾像(聖一国師)を安置する重要文化財。
この日、午後の予定を急に変えて寄ったところが、京菓子資料館だったのだが、そこで東福寺を開山した聖一国師(円爾弁円)の話が出たのもびっくり。
私は知らなかったのだが、お饅頭の起源は中国にあり,類似したものを奈良時代の日本にもたらされた唐菓子類にみることができるそうでお饅頭の製法を伝えた人物として、聖一国師(円爾弁円)と林浄因の名が挙がっているという。
そのことを午後に知ったのだけれど、ここを見たときにはまだそんなことを知らずにただ見ていただけだった。
重要文化財 愛染堂
通天橋を抜けると愛染堂があって、中を覗くと愛染明王が静かにこちらを見ていた。
この御堂は八角円堂で、宝形造のこけら葺となっている。
雨粒のついた枝が細かいレースみたいだった。
愛染明王は、女性に良き愛を与えて良縁を結んでくださるらしい。
最初の働く女性の守り本尊といい、意図したわけでもなかったのだけれど良かった。
2時間ちょっと滞在したと思う。
雨で肌寒かったけれど、人もいないしマスクでメガネも曇るから、途中マスクを外して散策。
東福寺を心ゆくまで満喫した。
こんなにも人がいない境内は2度と味わえないだろう。
十分満喫した後、目的地に向かって東福寺を後にした。
東福寺駅でホームに着いたら、ちょうど電車が入って来ており、ロスタイムなしで乗車できた。
電車はお昼近くになり、朝よりは人が乗っていた。
車がなくても京都駅から近いし、おすすめのお寺。
国宝の三門は、コロナで延期になっているからまた機会を作って見に行きたい。
京の冬の旅 東福寺 三門 特別公開|【京都市公式】京都観光Navi
大好きな東福寺、次はいつ誰と来られるかしら。。。
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