野村美術館で「懐石のうつわ」(秋・冬のしつらえ)を見てきた。
野村美術館の場所
南禅寺や奥丹(湯豆腐)のすぐ近く。
地下鉄だと京都駅からは、烏丸線で烏丸御池で降りて、東西線の六地蔵方面に乗り換えて二駅目。
(京都駅からバスでも行くことができる。)
蹴上駅(1番出口)を降りて、トンネルを抜け、
夏の終わりの陽射しの中を歩いたが気持ちよかった。
コロナのせいか人がいない。
夏も終わりだけれど、もくもくした高い雲。
奥の緑が眩しい庭園。今回ここは素通り。
南禅寺も通り抜け、
奥丹の前も12時過ぎだというのにこの人気のなさ。
考えられない。
コロナは大変だし、お店の人には申し訳ないけれど、静かに散策できるのは嬉しい。
無類の大豆好きなため、もちろん奥丹も順正もSと一緒に食べに行ったけれど、この静かな時にまた行くのもいいかもしれない。まだ暑いから秋がいい。
奥丹近くで撮った空。青い空と白い雲が美しい日だった。
野村美術館
さて散策しながら美術館に着いた。
このような感じで車が数台は停められる。
美術館の入り口も緑が豊かで美しい。
入って右手の窓の緑の景色がきれいで涼しさを感じられた。
ほとんど人がおらず、一番いた時で私を入れて5人だが、展示室が2つあったからバラけており、コロナの威力?を再び感じる。
ロッカーに荷物は預けられる。
小さめの葉書などを販売するコーナーがある。
とにかく静かでのんびりでき、リラックスできた。
懐石のうつわ(秋・冬のしつらえ)
今回の展示は、懐石のうつわ(秋・冬のしつらえ)というもので、10月18日(日)まで。
サイトの説明を引用する。
1F展示室では懐石料理にかかすことのできない“うつわ”に焦点をあて、野村得庵愛用の鉢類、椀類、向付、徳利や盃等を展示します。
今回は秋・冬のデザインのもの主体に、また茶席飾りでは秋の取り合わせで設え、
懐石のうつわだけでなく秋から冬にかけて季節を満喫していただく構成になっています。
またBF展示室では、明治末期頃に大阪の美術商・春海商店三代主人の春海藤次郎が、フランス・バカラ社に図面を送りオーダーし、野村得庵のもとへ収められた懐石具一式や、その他ギヤマン大皿など、ガラス製の皿や鉢を陳列します。
1FとBFの展示を併せて季節を感じながら様々な懐石のうつわをお楽しみ下さい。
展示室は、地下1階と1階の2フロア。
大阪の美術商がバカラにオーダーして作られた懐石具がまた見事で、何回も見てしまった。
来月もう一度見に行ってもいいくらい。
リンク先に今回の展示品の一部が写真で掲載されているが、
例えばこの「朱地鼠嫁入蒔絵盃」などは、拡大鏡が用意されており、覗いてみると小さなこのお皿にとても細かく、ねずみの嫁入り風景が描かれており、驚く。
ハガキを9枚ほど買って帰った。
うち7枚は、仁阿弥道八作の「雲錦出四方鉢」。(一番左)
早速友達などにお便りした。
来月半ばまで開催中。。。。
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