〜 blancのひとりごと

あなたは、どうしたいの?

 

 

 

 
子供の頃から、親に言われ続けたこと。
あなたは、どうしたいの?
 

 

父はその時代の多くのお父さんのように企業戦士(うちは、企業侍の方があってるかも、笑)だったから平日は帰宅が遅かった。
だから、日常は母とのやりとりが多かった。
 

あなたは、どうしたいの?

 

物心ついた頃から、ずっとそう。

母は、

あなたは、どうしたいの?』から始まり、

 

  • なぜ、それが必要なの?
  • 具体的に説明して
  • はっきりしなさい
  • 結論を先に

などとにかく私に考えさせた。

子供でも、三段論法で話をさせた。

 

今思えば仕事に役立つようなことを子供ながらに鍛えられてきた。

 

幼稚園の先生に、何か聞かれて『具体的に言うとね』とはじめて、『どこでそんな言葉、覚えたの?』と聞かれたこともある。

(本人は大真面目)

 

常に『自分がどうしたいか』考える癖がついた

 

そのおかげで、常に『自分がどうしたいか』を考えるようになったのだけれど、まだまだ当時は、『みんなと同じ』が全盛期。

 

たまたま私は最低限の協調性は持ち合わせていたから、なるべく普通にして過ごしてきたが、すぐ、自分がどうしたいかを考えてしまうから、気が進まないことにも敏感になり、そういう意味では暮らしにくいこともあったのかもしれない。

 

ちなみに、運動会は嫌いだった。

別にオリンピックに出たいわけじゃないし、みんなとダンスをするのに、みんなが覚えるまで何度も何度も同じことをするのが苦痛だった。

さっさと覚えたから離脱したくとも全員で合わせる必要があるから、延々と続く。

 

みんなとの泊まりの行事は楽しいけれど、あまり綺麗じゃないキャンプ場とかは嫌だった。

 

そんなこと話すと、「え〜、そんなこと考えたことないよ。運動会とか夏合宿とかみんなで楽しむものじゃない?」と言われたりして、「なるほどみんなは普通に楽しいのね」と思って言わなくなった。

 

私は、友達と遊んだり、旅行をするのは好き。

 

ただそれが「みんな」という不特定大多数になると、別にそこまで楽しくないんだと思う。

 

 

日常のいろいろも同じ

 

収納とか暮らしぶりを知るのは楽しい。

 

私は実践しないで、もっぱら見る方が多い。

 

好奇心旺盛なのと、自分の好みかは置いておいて、その人の好きな世界観でその人なりのこだわり(凝った収納とか、きれいな収納とかもある意味こだわりだと思うのだ。)を見るのが好き。

 

今回、そうそう!と思ったのはこちらの記事。

ラク家事&時短家事|理想の主婦像は捨てた!我が家の畳まない収納3つ。 : シンプルライフ × シンプルスタイル Powered by ライブドアブログ

 

私が好きで読んでいるDAHLIAさんのブログ。

 

 

世の中の当たり前は本当に当たり前?

 

先程の記事には、

 

結婚してから、
憧れの主婦の方がいらっしゃいます。
その方たちの暮らしに憧れて
かなり影響を受けてきましたが
もう、
その方達のやり方をマネするのが
ストップ!

カリスマ主婦の方と同じやり方だと
私には負担が大きくて
自分がやりやすい
やり方に専念することにしたのです。

 

ということが、書かれていた。

 

まさにこのこと!

 

と同時に、

私にとっての当たり前は、もしかしたら世の中の当たり前にはなってないのかしらと思った。

 

 

人のコピーは続かない

 

さっきの記事を読み、
私も!ってすぐに真似したら、リバウンドする可能性がある。
 
あの方法は、

だから。

 

でも、あの素敵な暮らしぶりのDAHLIAさんもMY基準で、たたまない選択をしているのだから、自分に取り入れる時は、完コピするのではなくて、自分の心地よい目盛りを探して取り入れるのが正解なんだと思っている。

 

例えば、私の場合は、そんなに几帳面じゃないし面倒くさがりだけれど、布巾はたたみたい。

 

一方で、インナー類。

これは畳んではいるけれど、きれいに収納できない。

 

なぜか。

 

収納のきれいさより素材重視だから

 

布巾は畳んでおいたほうが洗った気がする気持ちの問題。

四角いものを畳むのは私にはそれほどストレスはかからない。だからたたむ。

 

一方で、インナー類。

これはたたんでも、なかなかきれいに収まらない。

なぜかというと素材がシルクだから。

 

畳んでも自立しない。

 

こんまりさんは、

「どんな衣類も正しいたたみ方をしたら自立する」って言うけれど無理。

 

ちょっとは頑張ったけど、無理!

 

かといって、たたまないのは私は気持ち悪いから畳んで所定の場所にはしまうけれど、コットン素材のようにはきちんとはならない。

0〜100の間で言えば多分50点は取れないレベル感でしまわれている。

 

だから、洗濯した後は、

  • たたむ
  • しまう
  • ただし、形がフニャフニャしてきれいに並ばなくてもいい

ことにしている。

 

こだわりポイントがそれぞれ違う

 

そもそもインナー類など、人に見せるものではないから、

  • きちんと洗濯されて
  • たたまれて
  • 所定の場所にあれば

私の場合そんな問題ではない。

 

だから、そこにこだわりがない。

(どうでもいい)

 

逆に汗とかが気になったら、すぐ着替えたいから、

  • こまめに洗いたい
  • だから枚数は持つ
  • 素材はシルク

この3つはこだわりたい。

 

シルクは快適で夏の暑い日は、このインナーで寝たりすることもあるからだ。

汗をかいてもサラサラとして、洗濯してすぐ乾くシルク。

もうコットンには戻れない。

 

インナーの素材にはこだわりたいの。

 

 

 

というわけで自分の目盛りを大切に

 

暮らしのことも、人生のことも。

何事も自分の目盛りが大事だと思う。

 

  • 人が持ってるから
  • 人のが素敵だから
  • みんなが持ち物を減らしてるから
  • 流行ってるから

 

今はいろんな情報がすぐ手に入る。

 

だからこそ余計に、自分の目盛りを持っていないと振り回される。

 

私は今の時代の目盛りとは合っていない気がするけれど、それが自分だと割り切っている。

 

シンプルライフを目指して、なかなか達成できない人がいたら、

もしかしたら見るのは楽しいからやってみたくなっているけれど、自分の好きは違うところにあるのかもしれない。

 

『自分の好き』感度を高めるには、

とにかくすぐに飛びつかず、自分がどうしたいか真剣に考えること、それに尽きると思う。

 

あなたは、どうしたいの?

 
 

 

 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

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