帰省すると、やりたいことがたくさんある。
以前は、家族との時間と友達との時間を満喫することだったけれど最近は家事や母からの頼まれごとが加わる。
母から今回頼まれたことの1つに、ハガキの整理があった。
私は昔から家族や友達にお便りをしている。
そのハガキを母は今まで整理して私が戻った時に見せてくれたが、最近体調のせいもあり、溜めてしまい気にしていた。
ゴールデンウィークにしようと思っていたが、コロナで戻れなかった。
それを今回整理した。
期間は2018年12月から今までの分。
私の描いた花の絵と旅先から、美術館のハガキなどで全68枚。
京都で行った美術館のものや、
京都をふらふらしていた店先で見つけて、ちょうど桜の頃だったからと買って出したもの、
自分で描いた拙い絵(これは、ハマナス)とか。
名前や私信部分カットしている。
巡っていくと季節の移り変わりも分かる。
風景印も押すのが好きで、時間の余裕があると郵便局に寄る。
時間的な忙しさは変わらないはずなのに、今年は気持ちの余裕がないのか絵を描く時間がとれない。
この他封書もあるから、実際にはもっと送っている。
友達にも出しているから、これはちょっとした私の趣味かもしれない。
今回整理して、日付は表裏両方、かつ記載する場所を揃えた方がしまいやすいと思った。
でもそうするかは分からない。私信だし、バラバラの方が自然な気がする。
Sにも出していて、今は仏壇の上にお母様とお姉様が飾ってくれており、ちょっと恥ずかしい。
Sの実家に行き、毎回少しずつ彼の部屋に入る。
今回は引き出しに私の送ったバースデーカードとかバレンタインの時に送ったカードが出てきた。ここで辛くなり終了。
一緒にいた時は、カードとかたまにしか出さなかったから、私が地元を離れてから送ったものがそこからは見つかった。古い時代のは別の場所にあると思う。
いつか、私より先に逝くと思う両親。
こんな便りを残しておくと、自分が悲しくなるかなと思いながらも、今回私はSの部屋で自分の送った便りを見て、少しだけホッとした。
離れていても、ちゃんとこういうことしていたんだ・・・って思ったらほんの少し後悔が和らいだ。
家族や友達への便り、今はLINEやメッセージが主流だと思うけれど、私はハガキやカード、手紙はまだまだ続けると思う。
そういえば、忙しくて暑中お見舞いのことをすっかり忘れていた。
ハガキを用意しよう。。。