〜 blancのひとりごと

奈良で四天王を巡る旅〜興福寺と東大寺

 

 

 

 
前回、奈良を訪れた時は、Sと一緒だった。
今回は、前日に思い立って急に行くことにした奈良旅。
(本当は正倉院展に行きたかったのだけれどスケジュールが合わなさそう・・・)
f:id:nuage_blanc:20191022221032j:image

 

 

旅の始まりは興福寺から

 

今まで、車でしか来たことのない奈良。

今回は初めて近鉄電車を使ってみた。JRより奈良公園に近かったから。

 

鹿とセントくんが出迎えをしてくれる。


f:id:nuage_blanc:20191022221101j:image

f:id:nuage_blanc:20191022221054j:image

 

どこから出ようかと一瞬迷ったけれど案内が出ていたので、それに従って駅の外に出た。

そこからまっすぐ奈良公園に進んでいけば、程なく興福寺に到着。

 


f:id:nuage_blanc:20191022221139j:image

f:id:nuage_blanc:20191022221135j:image

 

 

www.kohfukuji.com

 
 

まずは「興福寺国宝館」から・・・

 

f:id:nuage_blanc:20191022221919j:image

f:id:nuage_blanc:20191022221916j:image
 
ここはやはり見応えがあった。
以前もSと行った。確かその時は夕暮れ時だったような・・・。
 
今回特に印象に残ったのは(どれも素晴らしくて全部印象に残ったのだけれど)、

金剛力士像の迫力はいつ見てもすごい。

そして、有名な阿修羅像は八部衆の一人。(毎回覚えては忘れる・・・)

 
国宝だけあって見応えがあり、ここだけ見るにも随分と時間がかかってしまった。
 
国宝館で御朱印帳を買った(右側)
阿修羅像の衣の柄をモチーフにしたものだ。 
f:id:nuage_blanc:20191022221233j:image
 
その買ったばかりの御朱印帳を携えて、興福寺では、千手観音と南円堂、北円堂の御朱印をいただいた。 
ちなみに左のピンクのは東大寺で、今回はこちらに四天王の御朱印をいただいた。
 
 

次は興福寺”東金堂”

 


f:id:nuage_blanc:20191022221416j:image

f:id:nuage_blanc:20191022221422j:image

 

ここでは、重要文化財の銅造薬師如来坐像と、やはり重要文化財の銅造日光・月光菩薩立像が目立っていたのだが、実は四天王もあった。増長天だけ印象に残っている。

 

東金堂自体が国宝で、今の建物は1415年に再建されたもの。

横の五重塔も国宝。

 

まさに奈良は国宝の宝庫。

 

 

その次は興福寺”南円堂”から”北円堂”

 


f:id:nuage_blanc:20191022221624j:image

f:id:nuage_blanc:20191022221621j:image

 

南円堂の横にも国宝の三重塔。

 

南円堂と北円堂でも国宝の四天王を見ることができる。

南円堂北円堂の四天王は造られた時代が異なっていることもあって、全く雰囲気が違う。

 

南円堂の四天王が造られたのは鎌倉時代で、桧材の寄木造。

北円堂の四天王は平安時代で、木心乾漆造。

 

そんな違いを見るのも面白かった。

 

お堂自体は、北円堂の方が好き(好みを云々いうべきものではないが)。


f:id:nuage_blanc:20191022221540j:image

f:id:nuage_blanc:20191022221537j:image

ここにいた係りの人が説明をしてくれた時に会話をした際、「国宝館」「東金堂」「南円堂」を経て「北円堂」に来たことを話すと「随分、お金使っちゃったねえ。」とお笑いになり、「東大寺戒壇堂の四天王が美しいので行ってはどうか」と勧めてくれた。

 

もともと東大寺に行くつもりだったのでちょうどよかった。

 

東大寺も何回も行っているが、御朱印を集めるようになってからはまだ1回しか行っていないのでその日は行こうと思っていた。

 


f:id:nuage_blanc:20191022222038j:image

f:id:nuage_blanc:20191022222034j:image

 

南円堂と北円堂でも御朱印をお願いしたが、結構並んだ。

いつもより御朱印帳の列が長いと前の人が言っていた。

その方が、近くを歩いていた係りの人に聞いていたところによると、北円堂はいつも見られるわけではなく、ご開帳の時期が限られているみたいで、開帳期間で御朱印もいただけるということで混んでいるらしい。

しかも行ったのが「即位礼正殿の儀」の日だったこともあるかもしれない。

北円堂を撮った時は太陽が陰ったが、御朱印をいただく為に並んでいる時はかんかん照りで10月下旬とは思えない暑さだった。

 

ここでは記念品を貰った。

何の記念品だったのかは不明。

ふりかけのゆかりと、ナイロンの袋。

色もオレンジだし、普段なら貰わなかったと思うのだが、御朱印帳を買ったら、バッグがパンパンになり、出し入れが面倒になったので、ありがたくいただいた。

f:id:nuage_blanc:20191024064221j:image

  

途中でちょっとだけ休憩

 
朝から、北円堂が終わるまで休みなしだったので、流石にお腹が空いた。
依水園の中で食事をしようと思ったけれど、時間がギリギリだった。
14時までなのだがその時すでに13時40分・・・。
以前ここ(お食事処 三秀)で食べたことがあるし、手前にお食事処があったのでそこで食べることにした。
 
お茶処 ときわ」さん。

f:id:nuage_blanc:20191022222426j:image

f:id:nuage_blanc:20191022222419j:image

f:id:nuage_blanc:20191022222423j:image
 
半端な時間で、お客は私だけ。でも席が予約されていた。
湯葉ご飯が終わってしまったので「にゅうめん」を注文。
そこでサクッと食べて東大寺戒壇堂に向かったのだけれど、ちょうど通り道で良かった。
お店自体も和風でこじんまりしていて落ち着いた。

f:id:nuage_blanc:20191022222513j:image

f:id:nuage_blanc:20191022222508j:image

f:id:nuage_blanc:20191022222526j:image
 
その「お茶処 ときわ」さんから、「今日は即位礼正殿の儀なので無料で入れます」と教わったのが、写真家入江泰吉さんの旧居。(普段は200円)
 
f:id:nuage_blanc:20191022222630j:image
 
和風の素敵なお住まいで、こんなところに住んでお仕事ができるなんて羨ましいと思った。
家の裏には川なのか水路のようなものがあって、その水音もザワザワと心地よく、樹々の緑も鮮やかで落ち着いた。
 
そこからしばらく歩くと、東大寺戒壇堂が見えてくる。
 

東大寺戒壇堂”

 


f:id:nuage_blanc:20191022222125j:image

f:id:nuage_blanc:20191022222117j:image

 

f:id:nuage_blanc:20191022222708j:image
f:id:nuage_blanc:20191022222703j:image

 

このお堂は広々として、四天王をゆったり見ることができた。

 

四天王は、持国、広目、増長、多聞で、東西南北に配置されている。

ここの四天王は、粘土や石膏(せっこう)を材料として作った塑像らしい。

他の四天王は木造だったけれど、粘土や石膏。

壊れやすいものが今まで残っていることに感動・・・。

 

緑豊かな奈良公園

 

爽やかな風と涼やかな風で、公園散歩も気持ちよかった。

f:id:nuage_blanc:20191022231524j:image
f:id:nuage_blanc:20191022231528j:image

この日の歩数は14,000歩ちょっと。

 

鹿ものんびり草を食んでいた。

f:id:nuage_blanc:20191022231622j:image
f:id:nuage_blanc:20191022231625j:image

京都もいいけれど、のんびりゆったり奈良もいい。

 

正倉院展が明後日10月26日から。

行ける方は是非。。。

 

 

 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村