〜 blancのひとりごと

充実の日帰り京都〜美術館とランチと御朱印と①

 

 

 

 
前回の京都から1ヶ月とちょっと。

 

 

若冲展の帰りに次の目標

 

前回の京都。

美術館を出た時に、トルコ至宝展の予告を見て行きたくなった。

ちょうど行きたいレストランがあったので、美味しいもの+美術館→きいろさん

と思って、お声かけしたところ大丈夫ということで、日程を決めてレストランを予約した。

 

1日のスケジュールは、

  • 美術館(東山)
  • ランチ(丸太町)
  • 神社(丸太町)
  • 伊勢丹(京都駅)

こんな感じで、美術館の後ランチをしてから神社に行き、最後は京都駅で解散。

 

今回、また次の目標ができた。

円山応挙の展覧会が11月に始まるのでこれもまた行くつもり。

円山応挙から近代京都画壇へ | 京都国立近代美術館

 

ご一緒したきいろさんは、マヤ暦を学ばれていて毎日ツイッターで1日の過ごし方も教えてくれている。

 

 

ココナラで占っていただける。とても穏やかな優しい方なのでご興味がる方は是非。

coconala.com

朝の鴨川散歩

 

外は雨もなく、陽も出ていなかったので運動不足を解消するために、歩いて美術館まで行くことにした。

スタートは清水五条駅界隈からにした。(さすがに京都駅からは歩けない。)

祇園四条駅からだと歩数が稼げないので、歩くときは大抵清水五条駅からにしている。

f:id:nuage_blanc:20190721082143p:plain

知恩院には入らず前の神宮通(赤い実線)を通りながら行くのがお決まりルート

五条から四条までは川沿いを歩く。

f:id:nuage_blanc:20190720184429j:plain

少しだけ蒸し暑いけれど歩くには程よい天気

f:id:nuage_blanc:20190720184612j:plain

人も居なくて、のんびり散歩

 

この界隈にお住まいなのか朝ランをしている人もいていいなぁと思った。

 

四条から円山公園知恩院を抜ける

 

このあと鴨川沿いを離れて、祇園方面へ。

 

人もまばら。

f:id:nuage_blanc:20190720185357j:image

 

朝が早めだとゆっくり静かに歩けて、この時間帯の京都は特に好き。

ほとんどのお店がしまっていたが、開店していたお店で金平糖を友達と母に買った。

 

四条通の突き当たりに八坂神社の西楼門があり、その横を抜けて円山公園の方へ。

 

f:id:nuage_blanc:20190720185435j:image

 本当に人がいなかった・・・。

f:id:nuage_blanc:20190720185816j:image
f:id:nuage_blanc:20190720185821j:image

 

途中ムクゲがきれいに咲いていた。


f:id:nuage_blanc:20190720185905j:image

f:id:nuage_blanc:20190720185900j:image

 

円山公園を抜けて知恩院の前を通り、東山方面へ。


f:id:nuage_blanc:20190720190007j:image

f:id:nuage_blanc:20190720190011j:image

 

知恩院の前の通りが、神宮通。

どんどん進むと平安神宮まで出ることができる。

北上すると、橋を渡って左手に京都国立近代美術館が見えてくる。

(写真には写っていないがこの右側に平安神宮の鳥居が立っている。) 

f:id:nuage_blanc:20190720190156j:image

写真の水は「琵琶湖疏水」。明治時代に琵琶湖の水を京都の西へ流すために作られたそうで国の史跡にもなっている。

 

のんびり40分くらい散策したけれど、さほど暑くなくいい運動になった。

 

京都国立近代美術館〜トルコ至宝展

一緒に行ったきいろさんにはおよその到着時間を伝えていて、1階で合流した。

f:id:nuage_blanc:20190720205654j:plain

7月28日(日)まで開催中

チューリップの宮殿トプカプの美。

オスマン帝国の華麗な美が今ここに咲く。

という展覧会。

 


f:id:nuage_blanc:20190720190328j:image

f:id:nuage_blanc:20190720190325j:image

 

オスマン帝国の栄華を伝える約170点の美術品が展示されており、とても見応えがあった。

7月17日に京都展での入場者が5万人を突破したそうだ。

 

概要は、このミニコラムを読むと分かる。

turkey2019.exhn.jp

 

トルコ語でチューリップは「ラーレ」というらしい。

上記のミニコラムから、チューリップとオスマン帝国の関係を抜粋。

 

チューリップはオスマン帝国領内に自生する花でしたが、15世紀頃から園芸種の販売が盛んになり、16世紀になると織物、タイル、陶器、
その他の工芸品を装飾するモチーフとして流行しました。
さらに18世紀には、チューリップの栽培と品種改良に多大な情熱が注がれました。
その数は2000種にも及び、美術のみならず文学においても人気を博し、アフメト3世の1716年〜1730年間には「チューリップ時代」と呼ばれるほどの一時代が築かれました。

チューリップはトルコ語で「ラ一レ(lâle)」と言います。
オスマントルコ語の表記に使用されていたアラビア文字で、ラ一レの綴りの文字配列を変えると、イスラム教の神のアッラーという言葉になり、さらにはアラビア文字で表記されたラ一レを語末から読むとトルコ国旗のシンボルでもある三日月(ヒラール)という言葉に変わるのです。
そのような事情から、チューリップは花として愛されただけでなく、宗教的、国家的な象徴としても崇められ、
チューリップヘの畏敬を表した品々が数多く作られるようになります。

王冠、玉座、剣、カフタンといったスルタンに属するものだけではなく、建築装飾、宗教祭具、馬具、絨毯、日用の食器や花瓶にいたるまで、
国家の繁栄を祈念するべく、いたるところにチューリップの文様があしらわれているのを目にすることができます。
色とりどりのチューリップが栽培されたトプカプ宮殿が、チューリップの宮殿と呼ばれたのは、もっともなことなのです。

 

この説明の通り、かなりの美術品にチューリップの文様が用いられていたので、どこにあるのか探すのもちょっと楽しかった。

チューリップは花びらが細長くて先が尖っている品種で、当時は花びらが長いほど美しいとされていたようだ。

 

礼拝の時に床に敷いて使うサッジャーダという絹織物も見事。

非常に細やかで作るのは本当に大変だったろうと思った。

 

他には、展示の最初の方にある吊るし宝飾。

玉座の上に吊るして権威を象徴するアイテムだけれど、そのエメラルドの大きさに驚いた。

こんなに大きなエメラルドを見たのは初めて。

(冒頭のパンフレットの左側に掲載の品。ものすごく大きな美術品だった。)

 

スルタン(イスラム世界における君主の呼び方の1つ)が使うものは、宝石が散りばめられ非常に豪華で、当時の繁栄が偲ばれた。

 

1890年のエルトゥールル号遭難事件がもトルコが親日であるの理由の1つらしい。今年はその事故から129年目にあたる。

調べてみたらトルコ展は2007年以来だそうで、これはトルコにおける文化財保護の法律が強化され国外に文化財を持ち出すのが難しくなったからというのも影響しているらしい。

 

展示の最後は日本との親交にまつわるものだったが、その一番最初の日本最高峰の勲章で「大勲位菊花大綬章(だいくんい きっか だいじゅしょう)だった。

(画像はこちらからお借りした。)

f:id:nuage_blanc:20190721074355j:image

それまでのこれでもか!というくらいきらびやかな品から、そのスッキリした感に少しホッとしてしまったけれど、あの豪華な中にこれがあっても全く目立たないだろうと思ってしまった。

 

じっくり見ているとそれなりの時間が必要なので、余裕を持って出かけたい。

7月28日(日)まで開催中

京都まで出られるならば、是非オススメしたい。

 

見たかった展覧会で行って良かった。

 

 

随分と長くなったので続きは②へ続く。

 

 

 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村