〜 blancのひとりごと

【お金】「見栄」は他人の基準。自分の基準で自分を大事にすることは、お金を大事にすること。

 

 

 

のんびり楽しく貯金」のハピコさんとお会いしたときに「無駄遣い」の例として、「見栄でする買い物」という言葉が出てきた。

 

 

私には「見栄でする買い物」というのがピンとこない。

「他人によく思われたい」とかそういうことでする買い物だと思うけれど、
「ブランド品を持っている=必ずしも見栄ではない」と思っている。
 

私の大学時代、猫も杓子も持っていたブランド。

特段その時は欲しいとも思わなかったし、親が買ってくれることもなかった。

卒業旅行に行った時も、ロンドン、ローマ、パリで同じ卒業旅行と思われる女子大生がブランドショップでたくさん買っていてもなんとも思わず美術館や古城など観光だけでその手の買い物はしなかった。

 

ところがある時、機会があってブランドのバックを買うことになった。

使ってみたら、とても使い心地が良かった。

だから、他のバッグを使う気がしなくなった。

以後、それまで持っていたバッグは断捨離して、ずっと使い続けている。

 

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買ったらお手入れをして長く使う。使ったらクリームで底や持ち手も綺麗に拭いて袋に入れてしまう。



 

ワイングラスもそうだ。

欲しいものを買ったら、使い心地がいいので買い足す時も揃えている。

 

高いにはそれなりに理由がある。

メンテナンスもできるし、長い目で見れば、高くないと思える。

 

「これは高いからもったいない」と買わずに判断する前に一度「欲しい」と思ったものは、値段を気にせず買って使ってみるといい。

 

その上で、その価格を今後も出すか、そこまで必要ではなかったと思うか分かるはず。

経験しないと世界は広がらない。

自分にはもったいない、そこまで必要ない、身の丈に合わないと思うかもしれないが、「身の丈」は意識で変えられる。

 

宿泊施設でも食事でも何でもそうだ。

自分にお金をかけることを当たり前にする。

そうなると自然と自分の価値(身の丈)やお金に対する前提が変わってくる。

 

お金は手段。

自分とお金とどっちが大事かといえば、自分。

お金が減ることを恐れて、自分を大事にしないのは本末転倒な気がする。

 

価値観は変わるし、変えられる

 

ちょっとした訓練から始めてみたらどうだろう。

 

お店で料理を頼むときに、値段で選ばずに食べたいものを食べる。

服を買うときに、値段で選ばずに似合うもの、欲しいものを買う。

そういうことを繰り返して、「自分にお金をかけること」の楽しい経験を積み重ねていくと、楽しいお金の使い方が身についてくる。

 

「自分がいいと思うもの」にお金をかけるようになると、 不要なものにお金を払うことがなくなる。

 

食べたくないのに「ちょっとしか注文しないと申し訳ないから」とか、

欲しくもないのに「これしか買わないとケチだと思われる」とか、

そういう余計なことを考えなくなると思う。

 

それも「見栄を張らない」ということではないだろうか。

 

「欲しいもの」を「欲しいだけ」買う。「要らないもの」は買わない。

 

だから、私はお得なランチよりアラカルトで頼む方が好き。

デザートが要らないのに付いてくるとか、美味しくもないサラダが付いてくるとか。

食べたいものを必要なだけ注文する方がいい。

たとえ、その方が高くつく(=セットの方が安い)と言われても食べたくないものは食べたくない。

 

「他人の基準」ではなく「自分の基準」が大事。

 

「お得です」

「みんなが持ってる」

「これを持つとオシャレに見える」

「流行っている」

いろんな他人の基準で判断すると、自分の基準センサーがどんどん弱まって、無駄遣いに繋がってしまう。

 

「自分の基準」で、自分を大事にすることは結果的にお金を大事にすることになる。

好きなものだけにお金をかける。

シンプルで満足感があるお金の使い方である。 

 

 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

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