【考】意外な結果だったストレングスファインダー(自分の才能に目覚めよう) - Pleasant days
今回このストレングス・ファインダーのテストを受けて良かったことをもう少し書いてみたい。
今回ストレングス・ファインダーを読むきっかけとなったブログ「実り多き人生」
の中に、「自分を知る本」10選!というものがあった。
ピンクで色付けした本は、みのりさんの10選の記事を知る前に読んでいた。
この10冊を見て最初に思ったことは、
みのりさんが選んだ本のうち6冊は自分も読んでいるのに、みのりさんほどに変革していないのではないか?
ということだった。
この4〜5年の間に、私がツイッターで交流している人は、どんどん変革していき、素敵だなあと眺めていた。
最近のこの記事を読み、
自分の中の「恐れ」と向き合って、心のブレーキを軽くする3つの方法。 - 実り多き人生
「私は変革を恐れているのだろうか?」と思ったり、
「そもそも変革したいものが分からないから行動できないのか」と思ったりしたのだが、昨日ストレングス・ファインダーテストを受けて「納得できること」があったのだ。
そして、それは数年前に魔法使いエリサさんに言われた言葉も私に思い出させた。
私の上位資質の3つ目「適応性」のことだ。
以下引用。
あなたにとっては、今この瞬間が最も重要です。
あなたは将来をすでに決まっているものとは考えていません。
将来というのは、いまあなたが行う選択によって変わっていくものだと考えています。
つまり、それぞれの時点で進む方向をひとつずつ選択することによって将来を見出すのです。
これは計画性がないということではありません。
おそらく計画は立てているでしょう。
たとえ計画通りにいかなくなったとしても、<適応性>の資質によって、あなたはその時々の状況に容易に対応することができるのです。
なかには突然の要請や予期せぬ回り道に憤慨する人もいますが、あなたは違います。
あなたはそれらを期待しているのです。
それらは必然のことであり、実のところ、あなたはある程度それを待ち望んでいます。
あなたは生まれつき大変柔軟性のある人です。
仕事上、いくつものことに同時に注意を払わなければならない場合でも、あなたは生産性を保つことができます。
色を付けたところは、私の感想だ。
ピンク:なるほど、「確かに」と思った箇所
紫 :そうなんだ(とホッとした?)と思った部分
ブルー:そうかな?(期待はしていないような・・・)
ただ私は確かに「マルチタスク」型。
何かをしていても突発的に起きた事案も同時並行でやってしまう方。
(急ぎの何かがあったら、今までの仕事を止めるのではなく、できるだけ同時並行でやる習性がある。以前「マルチタスクは脳に悪い」というのを読んで、ひとつひとつこなそうと思っているのだがなかなかできないのも、この「適応性」資質によるのかもしれない。)
魔法使いエリサさんとお会いした時に、
「ずっと私のやりたい仕事ではない気がしながら、他に何をしていいか分からないので続けている」
という話をした時に、エリサさんは
「私(エリサさん)は、それができなかったから。(Mizukiさんは)その場でやっていく能力があったから。」
というようなことをおっしゃったのだ。
単純な意味での「適応力」もあったのかもしれない。・・・エリサさんは鋭い。
「今この瞬間が最も重要です」
確かに、そうかもしれない。
実は自分の生き方は「今どうしたいか」にフォーカスしすぎて、刹那的(あと先を考えず、今この瞬間だけを充実させて生きようとするさま。)なのではないか・・・とこれでいいのだろうかと悩んでいた。
それは、この「適応性」資質によるものであり、これは「強み」と思えればいいのか・・・と思うことができたのだ。
結局のところ、私は「今」どうするかに従って生きたきたのだ。
- 学校に行く(小学校→中学校→高校→大学)
- 大学を出たら社会人になる
- 社会人として働き続ける
この大きな一般的な枠組の中で(いわゆる今までの世間一般の常識。これからは変わるかもしれない)「今を重要視」してきた積み重ねが、「会社で働いている自分」と「今」を作っているのだ。
(学生の時は次の学校に行くこと、大学まで行ったら社会人になること、社会人になったら続けること、をその時々の「今」を重要視してきた結果だ。)
ただこれから私がしなければいけないことは、その「今」どうすべきかの指針を
「他人軸」ではなく「自分軸」で決めていくことだ。
みのりさんの10選にあった「好きなことだけして生きていく」
この本は私も読んだ。
だからまずプライベートではしたいことをするという従来の気質を加速させた。
仕事では、「会社員」という枠の中でだが「しなければいけないこと」より「(あまり好きではないと思いながらもその中で)自分がしたいこと、好きなこと」をやるようにしてきたら、3年経って今目が出始めている。
この本も読んで、もともと「値段ではなく好きなもの」を買うことにしていたが、それでいいと決めた。
一時期世間一般の概念の「倹約」というものをしてみようと試みた頃があったが無理だった。
「自分の価値観でかけるべき所にお金をかけ、どうでもいいものには使わない。」というお金の使い方に戻した。
さてタイトルの「未来の自分が明確でないと思っているかもしれない人」は、
「適応性」資質が強みの上位に入っているのかもしれないのだ。
資質の「計画性」「実行力」「目標志向」「未来志向」などが高い人は、自分で決めた「何か」(将来)に向けて邁進するのかもしれない。
でも「適応性」がそれらより高いと「今この瞬間が最も重要です」資質が出てきてしまうので、「今の積み重ね」からどうなっていくかは、常に変化して、時には自分がどちらへ向かっているか分からないかもしれない。
でも、それも恐れることはないのだ。
自分のどこかに、まだ見ぬ潜在的な「夢」「計画」があれば、きっとそれに向かって「適応性」資質が「今最も重要なこと」を選択してくれているのかもしれない。
そんな風に思えたことは、私には重要だった。
そして、それならばなおのこと、私は「何に向かっているのか」を明確にしたいと思った。
上位5資質に入らなかったが、「目標志向」も高そうだと本を読んで思っている。
仕事では「目標が明確」だ。
そうすると「何を」「どうすべきか」が分かるので簡単に行動に移せる。
私のプライベートが変革していない(ように見える)のは、私の「目標」が明確でないからだ。
だから、ちょっと意識して「適応性」資質を弱めるのもいいのかもしれない。
「今」にフォーカスしすぎると、「今=会社員=仕事」が目の前にあることで、そちらが優先して引っ張られてしまうのだ。
本を何回も読んで、どの強みを伸ばすと私の仕事以外の目標が定まるのか発掘できるのか検討したい。