昨日の日経新聞日曜版で気になった言葉。
Lagom
スウェーデン語で「ちょうどいい」という意味らしく、ただこの「ちょうどいい」は主観的。
当たり前ですが、人それぞれ”ちょうどいい”の感覚は異なります。
記事を読んで思い出したのがAKIさんのブログ。
まさに”ちょうどいい”時まで・・・。
NIKKEI THE STYLE スウェーデン流ちょうどいい暮らし
新聞ではLagomは「多すぎず、少なすぎず」「中庸」にも通じる概念と紹介されています。
日本では30年以上前から、ラーゴム(Lagom)を尊重するスウェーデン流の生活スタイルが提案され、実践する人も増えているそうです。
(画像は電子版の一部をスクリーンショットしました。)
記事では北海道で1984年から当別町で本場を模した夏至祭を開催(ちっとも知りませんでした・・・)!
2017年は、6月18日に開かれ今回は全国から約5千人もの人が訪れたそうです。
ヨーロッパの中の日本
記事で紹介されていたこの本を読みたくなりました。
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2015年まで駐スウェーデン大使だった方が書かれたもので、スウェーデン人は、和の心や中庸の精神、シンプルさを愛でる審美眼など日本人と共通の資質を備えているそうです。
昔北欧を旅しましたが、とても楽しかったです。
特にノルウェーとスウェーデンが良かったのでまた行きたいと思っている国です。
本で身近だった北欧
子供の頃何回も読んだ本です。
メアリーポピンズ(イギリス)も好きでこの頃からヨーロッパ好きが始まっていました。
初めて見た映画はフランスの星の王子様。
あまりに小さい頃だったので詳細な記憶はないけれど母に連れられて行ったことだけは覚えています。
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書いていたら読み返したくなりました。
実家にまだあると思うので夏休みに探してみよう。
Lagomの語源はバイキング時代
一杯のお酒を仲間全員に行きわたるように気を配りながらまわし飲みした(laget om)
だそうです。
英語だと、around the team。
スウェーデンの人たちは、「ちょうどいい」と感じる基準は人ぞれぞれ。自分に合ったラーゴム(Lagom)な量や行動を、自分で選び取ることを大切にしているそうです。
とてもいいことだと感じました。
よく休み、よく働く 効率がいい
スウェーデンの人の夏休みは平均4週間。
毎日仕事の合間にもフィーカと呼ばれるコーヒータイムを一定時間とって休息するそうです。
長い休暇と毎日のフィーカ。
記事には、「時間を効率よくマネージできる能力が高い」
とありました。
これも大事なこと。
時間は有限。
考えさせられる記事でした。
ともかく私も自分にとっての
”ちょうどいい”物量
”ちょうどいい”働き方
”ちょうどいい”食べる量
「適量」を意識して過ごそうと思います。