こんな本を買いました。
以前、こちらの記事の本を買った時に、
一緒に出てきた(この本を読んでいる人が読んでいる本、という感じ)本です。
「うまくいっている人の考え方」
ちょっと気になって買ってみました。
本の中心となっているテーマ「自尊心をどう高めるか」
「自尊心」って大切です。
この形成は幼少期が大切らしいです。
幸い、幼少期の私は親に恵まれ「自尊心」は普通に育まれたと思います。
親から、適正に愛され、そして「自分で自分を大切にすること」の大切さを自然と教えてもらえたことに感謝しています。
でも、社会に出ればいろんな環境があり、いろんな人がいて学生時代までは保てていた自尊心を保つことも危うくなることもあるかもしれない。
そういう思いもあって、私自身はこの本を「自尊心を保つ」ために手元に置いてもいいと思いました。(ちなみに電子書籍で購入しました。)
「自分なんて」「どうせ私なんか」と思ってしまう人にはオススメです。
またそういう謙虚な人にはこちらの考え方(アサーティブ)もいいのかなと思っています。
本の構成
100の考え方について、「考え方」「解説」「まとめ」の3つで記載されています。
例えば1つ目。
1.自分を許す
次にこの考え方の解説が書かれ(長いので省略します。といっても16行くらい)、
最後に、
「うまくいく考え方その1」
ミスした時に自分にやさしくしよう。そうすれば将来、ミスが避けられる。
例えば17つ目。
17.夢を実現するために行動する
解説は省略
最後に、
「うまくいく考え方その17」
ほしいものがあるなら、それを手に入れるだけのことをする必要がある。
こんな風にして100つの考え方が紹介されています。
この本の使い方
冒頭、「本書の使い方」という項目があります。
・順番は関係なく、取り組んでいく
・自分の状況にあった項目を見つけて取り組む
そして、「本書の提案を実行に移す前に、それが自分の人生にどのような影響を与えるかをじっくり考えてみるようにしてほしい。どんな便利な道具でも、使い方を間違えたり、結果を考えずに使ったりすると害になるおそれがあるからだ。」とあります。
私は、時々紐解いて「忘れないように」したり、「思い出して改めて行動するように」使いたいと思っています。
あなたの心はプログラムし直すことができる
今回、響いたのはこの言葉でした。
考え方の69番目「心の持ち方を変える」の中にありました。
私は多分ポジティブなほうだと思います。
物事には両面があって、
「ポジティブ=良い」「ネガティブ=悪い」という単純なものではないと思っています。「ネガティブな感情」は自分を防御する大事なものでもあります。
この本では、
「あなたの心は、プログラムし直すことができる。たとえ不正確なことでも、何度も繰り返し教えられた考え方を信じるようになるが、心をポジティブにプログラムし直せば、人生の多くの面を改善できる。」とありました。
私も人間だし、ネガティブ感情が発生することはあります。ただすぐに無意識にポジティブ変換をしてしまうので、自分のネガティブ感情をおろそかにして、無意識に遠ざけることでストレスに気がつかず、あとから疲れることがあります。
(多分、そのようにプログラムしてしまったのだと思います。)
その場ですぐに感じて処理することができたほうがいいです。
ゴミも埃もストレスも溜め込むと大変です。
このことにも長らく気がつきませんでした。「ポジティブなことはいい」と思われる傾向があるからだと思います。
ということで、「私のネガティブ感情を見るのが苦手」な部分をどうプログラムし直そうか・・・考え中です。
(この本に、考え方41「どんな出来事も、いいほうに解釈する」とありますが、私の場合、これがかなりしっかりプログラムされているので、ネガティブ面をスルーしてしまうんだと思いました。)
何事もバランス。
ポジティブもネガティブもうまくコントロールしていきたいです。