昨日は百貨店の茶陶展に行きました。
茶道具の作品を見て、そこで呈茶券を買えばお抹茶を頂けるから、と知人に教えもらったのでせっかくだから行ってきました。
主菓子を盛り付ける器や水差し、花入、お茶碗、蓋置、薄器、煙管などなど沢山の作品がありました。
三島、刷毛目、粉引といった高麗焼と高取焼が多かったです。
この辺りは、昨年茶道検定を受けて良かったなと思いました。
お稽古で勉強する他に本で焼物の種類や茶道の歴史など体系的に理解するのに役立ちました。
そう言えば、昨日実家の母から、茶道検定の次の級の受験案内が届いてると言われました。
どうしよう。
茶陶展なので、じっくり作品を見ていたら作家の先生からお声をかけられました。
「お茶をお出しするのでお掛け下さい。」
??
とりあえずもう少しよく拝見したかったので、見てから呈茶券を買おうとしたら、着物の女性から「先に座って下さい」と勧められ。
座ると程なくして、淡いグリーンのお菓子が運ばれてきました。
アッサリした甘みで中は漉し餡。
その後白い粉引のお茶碗に、ふっくらたったお抹茶がきました。
その際、前に別の着物の女性が座り、いろいろと教えて下さいました。
お金を払ってないので申し出ると、「大丈夫です。」とのこと。
何が大丈夫なのかな?
と戸惑いながら払おうとしたら、先程の先生が、「どうぞ。僕がいいと言ったからいいんですよ。」とおっしゃられ、結局ごちそうになりました。
素敵な作品を見て、お茶までごちそうになり、楽しい茶陶展でした。
私には、しょっちゅうこういうことが起きる。
周り曰く、子供に見られて親切にしてもらえるのでは?とのこと。
私はきちんと大人の振舞いをしているつもりです!
お茶を頂いた粉引は、柔らかな白色でとても軽くて、素敵でした[emoji:v-352]
その後もう少し見たかったのでもう一度見て、花入にあったお花も知りたかったので教えてもらいました。
えび草や庭ウツギ、うずというアジサイなどいろいろありました。
中でも濃い紫のお花が、テッセンのようでしたが分からなかったので伺うと、
これは4片のテッセン、
6片のテッセンもあります。
8片になると洋ものでクレマチス
とのこと。
クレマチスとテッセンの明確な違いが分からなかったから勉強になりました。
今日はこれから他の流派の月釜に行くつもりです。着物ではなく洋服です。
紺の水玉ワンピースを着ようと思ったのに断捨離しちゃってました[emoji:v-406]
やはり捨てすぎたかなぁ。
気に入っていたけど、量を減らしたくて捨てたものです。
これで何回目かな、後悔したの( ̄◇ ̄;)
仕方がないので残しておいた私にしては珍しい黒に水玉のワンピースで行くか、黒に花柄のワンピースにするか他の紺のワンピースにするか、とにかくワンピースな気分なので着替えて行ってきます。