- 今の物件は・・・
- マイゴール(というか維持していること)
- マイルールはシンプル「モノを置かない」
- 割れ窓理論と同じ
- 「汚部屋」をスッキリしたいなら、小さな範囲で「割れ窓」を見つける
- 整理、作業のハードルを下げる<書類編>
- 家事のハードルを下げる<洗濯物編>
- あるものですます<モノを買わない編>
- マイゴールとマイルール
今の物件は・・・
仕事の関係で賃貸物件に住んでいる。
引っ越した時期の関係で、物件探しの時には既に選択肢は少なく、しかも日帰りで決めないといけない為ほとんど今いるところしか見ずに(かなり投げやり)、「とにかく早く決めて帰りたい」一心で決めた。
<立地条件>最高である
- 駅から徒歩5分以内
- 職場も異常に近い(徒歩)
- 駅に行けば百貨店がある(日常困ることはない)
- 映画も見たければ歩いて見に行ける
<住まい条件>
- 物件のオーナーが素晴らしい(とてもお世話になっている)
他の条件を補うに十分だった。 - 昔風で和室がある
- 3DK(ダイニングは苦手だが仕方ない)
- 物件は古めだが綺麗(ただ古いから間取りが昔風+収納スペースが少ない)
リビングがないのと部屋が細切れ+仮住まいなので、今は全体をコーディネートするとかファブリックにこだわるとか照明をお気に入りにするなどできない。
部屋の使い方は、
- ダイニング:食事や作業
- ダイニングと繋がった洋室:ランドリー部屋と化している
- 2の部屋とダイニングと通じた和室:寝室
- 玄関からすぐの洋室:クローゼット兼荷物部屋
このようにしている。
マイゴール(というか維持していること)
全ての部屋をスッキリ!したいけれど、
- ダイニング:食事や作業
- ダイニングと繋がった洋室:ランドリー部屋と化している
- 2の部屋とダイニングと通じた和室:寝室
- 玄関からすぐの洋室:クローゼット兼荷物部屋
2番と4番の部屋はそれぞれ家事室とクローゼットにしているので無理。
2番は、そのシーズンによく着る服と洗濯物を干す部屋にしている。
(ダイニングにスペースがあるが、臭いがつくと嫌なので。)
4番は収納があまりないので、普通に衣装部屋+ブーツなど靴箱に入らない靴、あとは前回の場所で必要だった照明がここでは不要となり余っているのを保管したり、季節ものを保管したり、収納スペースが少ない物件なので収納部屋にしている。)
つまり、普段生活する1番(ダイニング)と3番(寝室)だけはスッキリさせておく。
これがマイゴール。
(もちろん、2番と4番も汚部屋にはしない。ただ雑然としている場所があっても仕方ないと割り切っている。見た目を綺麗にするために収納グッズやツールは買わない。この物件に合わせて買っても次の場所で無駄になるだけだからである。)
マイルールはシンプル「モノを置かない」
いたってシンプル。
1番と3番の部屋には、原則モノを置かない。
平面や見えているところは極力スッキリさせておく。
忙しいとそのルールが雪崩を起こすが、時々リセットする。
ダイニングテーブルのマイルール:「とにかくモノを置かない」
基本形。
ダイニングの反対側。ここにもモノは置かない。
日曜日以外毎日ゴミを捨てられるので、ゴミ箱を撤廃した。
今日は日曜なので明日の朝捨てる分が少し・・・。
あとすぐに床を拭けるようにクイックルワイパー。
ダイニングテーブルから見える場所なので、ここが散らかっているとスッキリしない。
扉の奥が寝室なので、避難するにもここに何かあると邪魔。
作業中もパソコンとiPad miniしか置かない。
ただこれは今の物件のマイゴールであり、私の終の住処の理想形はこういう何もない空間ではなく、植物や調度品(家具)を置いたり絵を飾ったりしたいと思っている。
割れ窓理論と同じ
『割れ窓理論』(別名ブロークンウィンドウ理論)という環境犯罪学の理論があります。
これは、割れた窓をそのまま放置しておくと、やがて他の窓もすべて壊されるというもの。 つまり、軽い違反や乱れを見逃していると、住民のモラルが低下し、環境の悪化や犯罪の多発に繋がるという考え方です。
例えば、窓ガラスの割られたクルマを街に一台放置しておくと、その近隣では急激に犯罪が増えるといいます。
窓ガラスの割られた一台のクルマは人の心理にわずかな影響を与え、軽犯罪を誘発。それはやがて地域の治安にも悪影響を及ぼしていくというわけです。
私の場合、「割れ窓」がこのダイニングテーブルなのである。
テーブルの上に、ちょっとモノを置きっ放しにしておくと・・・
- その置かれたモノが友達を呼び
- 机の半分くらいが埋まり
- これはバタフライテーブルだから広がるため、作業スペースと食べるスペースを確保したら、それ以外にまたモノが増え
- そのうち、テーブルの足元にも仕事バッグなどを仮置きするようになり、
- 郵便物も「積んだまま」になり、
- 机以外のスペースにも宅急便のダンボールを畳んだまま放置したり・・・
と際限がなくなるのだ。
「汚部屋」をスッキリしたいなら、小さな範囲で「割れ窓」を見つける
私の今のルールは「1番路3番の部屋をスッキリ保つ」だけれど、部屋単位でなくてもいいと思う。
例えば・・・
- 台所のカウンターの上から
- 台所の引き出しの中から
- リビングのテーブルの上から
- ソファーの横のテーブルから
- 椅子にかけた洋服から(この場合椅子に服をかけないルールを作るとか)
小さい範囲の「割れ窓」を見つけて、「何も置かない」ルールを決めて、そこが維持できるようになったら、次の場所に移る。
ここでコツは「何も置かない」。
カウンターに、「メモとペンだけ」を許すとそのメモとペンが仲間を呼ぶから。
意外になければないで済むモノ、多くないだろうか?
今のキッチンにカウンターはないけれど別に困っていない。
整理、作業のハードルを下げる<書類編>
メグさんの記事にあった3つのルール。
1軍=絶対に保管が必要な書類
2軍=期間限定で取っておく書類
3軍=思い出のもの
その中で、1軍の保管。さすがメグさん、綺麗に保管されている。
私は非常にざっくり。メグさんが書かれているようにさほど重要なものは多くない。
それをまたファイルに分けたりすると面倒になる。
書類の作業はこんな風に分解されるから、極力面倒を省きたい。
紙の書類が届く→仕分け(面倒1)→捨てる(面倒2)→保管する(面倒3)
面倒1:仕分け
①1軍は、3軍は残す
②それ以外は捨てる。期間限定もよほどのものでなかったら即捨て。
(知らなければそれはそれで済んだ話なので割り切る。)
期間限定は「曲者」!!
メグさんは上級者なのでできる。
溜まる(溜める)人は期間を過ぎてもそのままになること間違いなし(すみません)・・・と思うので思い切って捨てればいいと思っている。
そのうち上級者になれば、2軍も捌けるようになるだろう。
捨てられない人は、「すぐに判断してとにかく捨てる」練習が必要なのだ。
面倒2:捨てる
これも毎日ゴミが出せないと面倒なことこの上ないと思う。
(今は毎日捨てられるから天国)
これの省力化は、
- チラシ、地域新聞は読まずに即捨て。
- 自分の個人情報が宛先に入ってるものは、そこだけのぞいて、全捨て。
その際、とりあえず片付け初心者はハサミなど使わずざっくり住所と氏名部分をびりっと破いてしまえばいい。それはあとで捨てることにして要らない部分をとにかく即捨て。 - ダンボール(一応紙)もそのままにせず、その場で分解しまとめる。
自治体のルールにもよると思うが、紐でくくるのが面倒ならガムテープでまとめる。このほうが簡単。
ちなみに氏名・住所部分は、シュレッダーを持っているのでそれで捨てている。
[rakuten:bungudo:10029570:detail]
シュレッダーは実家に大きいのがあって羨ましいが、今は卓上タイプにしている。
電動がいいと思う。手動は、面倒。
面倒さを省くのが重要だと個人的に思っている。
面倒3:保管する
1軍:究極 ファイルは作らなくてもいいと思う。
所定の場所に、封筒ごと保管。
私は、どうせ引っ越しがあるので次の引っ越しに備え、(また引き出しから出してダンボールに詰めるのが無意味)ダンボールの蓋を開けたまま保管している。
例えば、
- 火災保険:2年契約で更新時にまた入れ替える。ファイリングすると出すのが面倒。封筒もしくはハガキのままでいい。
- 固定資産税(自宅):毎年来るので、保管。ファイルするほどでもない。
- 確定拠出年金:これも毎年来る。最新版のみ残して昨年のは捨てるからファイリングは無意味。しかも最近はネットで状況を確認できる。
- 年金手帳:ほぼ見たことがない(放置)
等々で見直すことなどほとんどない。
(少なくとも私は昨年入れ替え時期以外このダンボールは開けなかった。)
そのため、私は
- 無駄なファイルを買うこと
- ファイリングする時間
(もちろんバラバラにならないようクリアファイルなどで最低限の保管はしているけれど、とにかく保管方法を複雑にせずシンプルにするのがコツだと思う。)
所定の場所に放り込むだけと思えばハードルはかなり低くなる気がする。
今時、年金も保険の契約内容も口座残高もインターネットで見られるから「保管」していなくても最悪困らない。
多分年金手帳以外はなくても大丈夫な気がしている。
家事のハードルを下げる<洗濯物編>
- ピンチで挟む手間
- ピンチから外す手間
- たたむ時に座る動作
- たたみ終わってから立ち上がる動作
を省略している。
干す時に挟まなくていいのがいい。ただかけるだけ。挟まないから伸びない。
そして、この物干しスタンドは平面が多いので、乾いたら立ったままスタンドを机がわりにして畳んでいく。
余ったスペースに畳んだ洗濯物を置いて、ある程度畳んだらそのまましまいに行く。
洗濯物を座って畳んで、いちいち立ち上がるのが面倒な私。
この立ったまま作業は本当に楽。
自分でいかに家事を楽するか「ゼロベース」で考えていくと、自分なりの方法が見つかると思う。
家事が楽になると、負担も減るので部屋も整いやすい気がしている。
あるものですます<モノを買わない編>
例えば、袋止めクリップ。持っていない。
洗濯バサミで十分。洗濯バサミは時々外で洗濯物を干す際に昔々買ったものがある。
ほとんどなくならないし、袋止めするモノはほとんど決まっているので、それがなくなったら、また新しいモノを買ってその際今まで留めていた洗濯バサミを使うだけ。
部屋の使用目的は分けたいからワンルームとか絶対無理だけど、便利グッズでは「〜〜専用」が好きじゃない。ミニマリストではないけれど、巷で目にするアイテムを持っていないことが多い。
モノの種類が減れば、買いに行く手間もないし、管理も減る。
マイゴールとマイルール
片付けや家事は、自分なりのゴールとルールで進めるのがいいのだと思う。
今はいろんな情報が洪水のように溢れていて頼んでもいないのに、いろいろ教えてくれる。
情報の取捨選択は慎重にしたい。
他人のいいは、当然合う場合もあれば、合わないこともある。
片付けがうまくいかない人ほど、情報に振り回されず、マイゴール、マイルールをじっくり考えてみたらいい気がする。
片付けは収納グッズや収納方法を学ぶより、
- 自分がどうやったら片付けられるか
- 自分に合う方法を
- 自分で構築する
のが最終的には続く気がする。
(もちろんその構築作業の過程で人から学ぶのもありだと思うけれど、こじらせては大変・・・私が尊敬する阪口ゆうこさんのスタンスがすごく好き。)
そもそも「片付け」は目的ではないし、今部屋がスッキリしていなくても問題なく心穏やかに毎日楽しく幸せなら、それはそれでいいのかもしれない。
自分の価値観を見極めて、どこを目指すのか・・・
これって片付けだけでなく人生も同じ。
(だから、片付けましょってなるのね・・・)