〜 blancのひとりごと

捨てない理由

 

 

 

毎年毎年、断捨離を免れるいくつかアイテムがある。
そのうちの一つがこれ・・・。
 
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購入したのは12年前

 

ある予定のために買ったので購入時期を覚えている。

オフの日はツインニットやハイゲージのニットばかり。

ただその時はちょっとカジュアル感が強いものが必要になった。

 

それで普段なら買わないようなニットを買ったのだ。

しかもなぜグレーを買ったのか・・・。

今思えば色違いで白もあったのだし、ここまで断捨離しないなら白を買っておけばよかった。

 

捨てない理由〜機能にときめく〜

 

理由はいたってシンプルだ。

 

  • ものすごく暖かい
  • 毛玉ができない
    他の服に比べて格段に扱いが雑にも関わらず、である。

この2つの理由で、こんまり流片付け方法では「ときめかない」ものを部屋着にしてはいけないというルールがあるけれど、

  • 色がときめかず
  • デザインもときめかず
    なんだけれど、
  • その機能にときめいている

のだと思う。

 

だから毎年断捨離を免れている。

 

そしてこのニットより遡ること10年前に買った同じお店の似たような白いニット(もう少し薄手でデザインはシンプルで前はファスナー)もこれまた暖かくて、捨てようとしたら母が家で着るというので活躍中。

 

外見はときめかなくなっても、「使える」ものが捨てられない。

 

他にもある機能にときめいているもの。

 

20代の頃に買った時計

 

当時そんな言葉はなかったけれど、私は多分20代の頃、ミニマリストだった。

リビングにはテーブル以外何もなく、気に入る食器棚がなくて、買うまで電子レンジを床に置いておくくらい徹底して、ときめかないものを家に入れない人だった。

 

もちろんベッドやタンスも所有していなかった。

会社も制服があって、オフの服だけでよかった。

 

そして年齢と共に、スッキリだけでなく心地よさを重視するようになってインテリアの好みも変わってきた。

 

当時代官山のショップで買った気がする白い時計がある。

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見るたびに、「なぜこれを買ったんだろう」と思う。本当に私が買ったんだろうか。

けれども、これは、

  • 大きさが程よく
  • 遠くからでも時間が見やすく
  • アラーム機能もついており

便利なのである。

 

気に入る置き時計を買ったら手放すかもしれないが、今まだ探している最中だし、これが問題なく機能しているので、探すのも力が入らない。

 

そんな訳でこれもものすごく長い間、壊れもせずに役に立っている時計。

だから捨てずに使っている。

 
買い替えする時には白い時計にはしないと思うけれど、白い時計も様々で、リヤドロのこんな時計も可愛い。

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ちなみにこの白い時計は「Lemnos」という日本のメーカーのものらしい。

ホームページはモダンでおしゃれな感じだ。

当時はよく調べもせずに買ったんだと思う。

 

 

長く使うのが好き・・・

 
友達が言うには、昔から「これ、おばあさんになっても使えるかな?」が口癖だそうだ。
だからそういって買ったものは、20代に買ったものでもまだ大切に使っている。
 
気に入って買ったものを長く使うことが好きなのだと思う。
 
昔読んだ犬養道子さんの「お嬢さん放浪記」でヨーロッパではいいものを長く使う生活が印象的だった。
いつも定番が手に入る環境がすごいと思った記憶があり、それも影響しているのかもしれない。(火事や地震でリセットされてしまう日本は難しかったのかもしれないけれど・・・。)
 
 

私にとって、長い時間を過ごしたものはなかなか捨てられない。

だから・・・捨てられない老人にならないように気をつけると共に、今まで以上に

買う時に真剣にならないといけない

と思う。

今はプチプラでアップデートする方が主流かもしれないけれど、私にはできそうもない・・・。 

 

 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

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