今回の北の大地は遠出があまりできないから、珍しく札幌に3泊。
午前中はのんびりして、お昼ちょっと前に会いたい人を訪ね、その後軽くランチ。
2時くらいから、夜まで何しようか?
となり、今まで行ったことのない場所を探してみた。
八剣山ワイナリー
豊平峡のダムの工事トンネルの中で熟成中のダム熟成ワインの予約が出来る。
2014年と2016年のものがいいらしく、友達が予約していた。
ものすごく雪が積もった中にあった。
つららもすごい長さになっている・・・
扉を開けると、早速ワインが飾られている。
ワイナリーのスタッフの方はいらっしゃるが、知りたいことがあれば、こちらからお声掛けして質問した方がいいみたい。
ワインだけでなく、ジャムも販売。
ジャムは試食できるけれどしなかった。(単に面倒だっただけ)
ナイアガラブリュットは、JR東日本のTRAIN SUITE 四季島で採用されたらしい。
ただ・・・ナイアガラのワインがどうしても好みでないため・・・私にはよく分からなかった。(でも、余市で食べられるナイアガラのジェラートは美味しい。)
2階もある。
展望テラスからは山々とぶどうの畑が見える。
セイベルとキャンベルの混醸で、ベルベル→べるると名付けられた赤ワインや、
ソーヴィニヨンブランとシャルドネを混醸したワイン(写真の左から2本目)などもあって面白かった。
ワイン製品ラインアップは、こちら。
左から3本のワインのエチケットはコンペで募集したらしく、カイギュウがモチーフだそうだ。
試飲もフリー。
味に保守的なので、好きかどうかと言われたら、ここに出ていた試飲のワインは好みではなかったけれど、他のワインは違うかもしれない。
冒頭に記載した友達が予約した2014年の赤ワインは今年の6月にダムのトンネルから出されるらしい。それはちょっと興味がある。
他にも海底で熟成したワインとか、プライベートワインを作るとかいろんな試みをされているワイナリーだと思った。
ちなみに作業をしているところは、ガラス越しの見学になる。
他にも札幌近郊にはワイナリーがあるので、また機会を作り行ってみたい。
(5つほどまとまっている記事があったのでリンクしておく。)
ちなみに、八剣山ワイナリーのワインが飲めるお店もホームページに出ていた。
心の里 定山
ワイナリーのあと定山渓で気になっているところに立ち寄った。
定山渓にある「足湯&ラウンジ」である。
温泉街に入る坂道を下りながら、奥に進んでいく。
雪も多くて、つららもすごい。
しばらく行くと、心の里定山がある。
札幌の中心街に比べて、雪の量は多い。
門をくぐり、入っていくと建物がある。
ここでは足湯ができるのだが、ラウンジも広くて、心地よい椅子があり2時間ほどまったりしていた。
入場に1,500円かかる。
日帰り温泉付きは2,400円。
また中には「東洋古美術 中島文庫」があり、別料金で見ることができる。
紅葉の時期は賑やかだそうで、私たちが利用したオフシーズンの平日昼間はゆったりとほぼ貸切状態。
来られるならば、静かなこの時期がいいと思う。
時間帯は午前中か16時頃がおすすめと館内の方もおっしゃっていた。
私たち以外に誰もおらず、途中から年配のご夫婦が1組いらしただけで、本当に静かでゆっくりできた。
この椅子が回転するのだが、座り心地が好きで本を読みながらウトウト微睡む感じ。
ラウンジはゆったりして、腰掛ける椅子もたくさん配置されている。
本は自然に関するジャンル。
私は俳優の柳生博さんが書かれた「八ヶ岳倶楽部」という本を読んでいた。
茶室まである。
床暖房なのか、暖房もじんわり心地よい暖かさ。
足湯は建物の外でできる。
飲み物とお菓子を持ち出せるので、足湯をしながら、日暮れの時間を楽しんだ。
誰もいない場所で雪だけがサラサラと降る足湯タイム。
日頃の慌ただしさからは想像ができない静かな時間だった。
ゆるやかな時間が過ぎて、すっかり暗くなったので札幌市内に戻ることにした。
光に照らされた雪が綺麗で見飽きない。
車はこの門の反対側の駐車場に停めた。
車がなくても、札幌駅から、定山渓温泉までバスが出ている。
バス会社はじょうてつバス。
定山渓温泉へ向かうそのバスがはその名もかっぱライナー号で、所要時間は60分ほど。1日14便あるみたい。
ちなみに定山渓温泉には女性のための宿「翠蝶館」もあって、ここは以前泊まったけれどなかなかよかった。(私が泊まった頃は、まだ男性も泊まれていたがほぼ女性で、今は女性のための宿になっている。)
札幌市内観光で、一通り周ったことがある人は、定山渓まで足をのばしてみてはいかがでしょう。