〜 blancのひとりごと

【備え】万が一の時の備え〜病気は大丈夫なのか〜

 

 

 
災害時の備えも大切だが、病気の備えはしっかりとできているだろうか?
 
母が入院した。
健康で病気らしい病気をしたことがない彼女。
多分出産以外で初めてのことだと思う。

 

帰省の折、県民共済から共済金の支払い案内が来ていたので見てみた。
 
私自身、共済金や保険金など先日火災保険で壊れた家財(時計、ワイングラス)を請求したくらで病気や怪我でその手の支払いをもらったことがない。
 

払われた共済金は、8万円

 
入院一時金 1万円
入院4日分 1万円
手術共済金 6万円
合計            8万円
 
掛け金は安いがその分保障も薄い気がした。
入院と手術代は5万6千円くらいだったというので共済金の中におさまってはいるし、他の保険にも入っているから大丈夫なのだが検査代などははみ出ないだろうか?と思った。
 

県民共済の内容

 
県によって異なると思うので詳細は割愛するが、母の加入していたものは、
 
  • 65歳を過ぎると段階的に保障が薄くなる
  • 80歳を過ぎると病気の保障はなくなり、85歳まではケガの保障だけ
  • 85歳で保障は全て終了
 という感じだった。
 

共済だけでは不安

 
他の保険に入ってなかったら、不安だ。
もし足りなければ、私や弟にふりかかってきそうだ。
 
がんなどは多額の治療費がかかると聞いている。
 
80歳を過ぎたらそこまでの治療は本人は望まないかもしれないが、高齢化に加えて、最近は医療も進歩している(=つまりなかなか死なない)から、長生きするリスクは高まっていると思う。
 
子供がいる人は特にしっかりと備えておいた方がいいと今回県民共済の内容を知り改めて思った。
 

安いには安い理由がある

 
今住んでいるところの県民共済も見てみた。
 
がんと診断されたら支払われるという「診断給付金」の支払いが5年に1回。
普通、保険会社の保障は、2年に1回が多いからここも手厚くない。
 
やはり、手軽で安いなりの理由があるのだと感じた。
もちろん、掛け金が安いので病気にかからなければ結果的には安くて済むのかもしれない。
 
でも「かからない」自信があるなら入らないほうが費用はゼロ。
多少は必要だと思って入るのだとすれば、どのくらいかかるのか不確定要素となり得る病気の備えはある程度あったほうがいいと思った。
 
安いには、安い理由がある。
 
これは共済だけの話ではなく、いろんな物事に言えると思う。
 
*共済が良くないという話ではない。
理解して入っていれば、そして過不足なく自分が必要だと思うものが備えられていればいいと思う。
 
 

「高額療養費制度」があるから大丈夫というけれど・・・

 
よく聞くので今回調べてみた。
 
すると・・・意外に支払われない(制度に該当しないケース)があるみたい。
 
 
上記サイトより抜粋

医療費が高額になった場合にうれしい高額医療制度ですが、実は意外と使いづらく、高額になったにもかかわらず対象とならないケースが多々あります。

1つ目は、同じ月であれば複数の医療機関などで合算できますが、各2万1,000円以上の自己負担額を支払った場合のみ。つまり自己負担が少なければ合算できないということになります。
2つ目は、入院中の食費や居住費、患者の希望によってサービスを受ける「差額ベッド代」「先進医療にかかる費用」は、高額療養費の対象となりません。
3つ目は、高額療養費は暦月単位で計算されるため、月をまたいで治療した場合は、自己負担額の合算はできません。そのため入院をして医療費が高額になったにもかかわらず、月をまたいでいたために、それぞれの月では自己負担限度額に達しないために支給されないというケースが多いのはこのためです。
4つ目は、世帯合算ですがまずは同じ健康保険に加入していなければなりません。お父さんと子どもは会社の健康保険、お母さんは国民健康保険の場合、お母さんは健康保険が異なるのでお父さんと合算することはできません。さらにこの合算は、それぞれが各医療機関で自己負担額2万1,000円以上支払った場合のみできるのです。

同じ月であれば自己負担を合算できる、同じ世帯であれば合算できるので、一見使いやすそうに見えますが、上記に書いたようにひとつの医療機関で2万1,000円以上払っていないと対象にならないという、結構ハードルが高い制度なのです。

 
1つ目のケースだと、毎月2万円治療費がかかっても対象にならないから、半年で12万円は自己負担ということ?
結構な額だ。
 
やっぱり「医療保険」「がん保険」は最低限でも必要かも。
闘病中の同年代の仲良し友達もいるが、なかなか復職できず大変そうだ。
 
病気で不安な時に、お金の心配はしたくない。
 
 

大黒柱でなくても備えは必要

 
「一家の大黒柱は自分じゃない。」
「だから共済や保険は要らない。」
 
などと思ってないだろうか。
 
もし一家の大黒柱が倒れて、病が長期化したら?
→共済や保険があるから大丈夫。
実際、がんになると治ってもそれまでの収入に比べて半数近くの人が収入が減るらしい。夫の収入が減ったら自分も働かないといけなくなる。
 
でもその時に自分も病気になったら?
→何も備えてなかったら、働きに行くしかないけれどそもそも病気なのに働けるだろうか。
 
先に自分が重たい病気にかかったら、
その看病や子供のお世話で、一家の大黒柱が仕事との両立が厳しくなり、お給料に影響するかもしれない。
 
 
子供に「お母さんは備えがなかったから先進医療とか受けられないの」=早く死んでしまうかもしれない、ということを伝えるのは辛いだろうと思う。
 
家計を支えてなくても、家族を支えていることは、主婦も同じ。
 
やはりしっかりした備えがいると思った。
 
そして、それは早い方がいい。
共済や保険は、健康でないと入れない。
 
そのうち、と思っているうちに、健康診断で引っかかってしまったりすると加入が制限されたりする。
 
健康なうちに、しっかりとした保障を確保した方が良さそうだ。
 
なんて書いているうちに、自分の保険は大丈夫か心配になった・・・。
確か「がん保険に入ると、がんになりそう」とか「がんと闘いたくない」なんて思っていたから、しっかりとしたのに入っていたかしら?
 
2人に1人はがんになるらしい。
病院嫌いの私は、とにかくならないようにしたい。
 

 

 

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