便利なモノを買わない。
「あると便利」みたいな商品の話になったのだが、母が「私は便利なものは買わないの。見た目が美しいものも少ないし・・・・」と言うのだ。
私もそうだ。
例外はあるけれど、基本的に便利グッズは買わないことにしている。
それで特段困らない。
便利グッズ。
見るのも面白いし、活用出来る人はいいなと思う。
ただあまり自分の生活に必要ないものが多い。
今はいろんな情報を得ることができる。
これが便利、これが美味しい、いろんな情報が溢れている。
モノを安易に増やさない方法は、そういう情報に触れた際、
- 一呼吸置いて
- 自分はどうか
- 本当に必要か
- 今までなくて問題なかった(=本当に必要なのか)
- あるもので、何とかできないか
といろんな観点で検討することだと思う。
その情報を発信している人と自分は違う人間だ。
他人にとっていいものでも、自分にとってどうかは分からない。
というわけで、私のモノを増やさない方法は、「便利なモノを買わない」だ。
例えば、市販の調味料や、洗剤などはそのままだと見た目もガチャガチャしているし、調味料も使うときに量の調整が不便なものもあったりする。
その不便さの解消や見た目のおしゃれのために、いろんな商品や詰め替え商品があるのだと思う。(そして世の中の多くの人の役に立っている。)
一方で私の場合は、調味料や洗剤は使うのは一瞬で、そこにさほど不便さを感じないし、すぐしまうものなのでおしゃれも求めない。
普段見えない場所にあるから、パッケージが揃ってなくても気にならない。
そして、不器用だから詰め替えという作業がもう無理なのだ。
エマールの詰め替えでさえ、毎回少しこぼして、イラッとしている。
食べ物の詰め替えの場合は、賞味期限が分からなくなるし、都度洗って乾かして・・・も面倒くさい。容器の底がちゃんと洗えているかも心配になる。
そして便利なものには、プラスティック製の物も多い。
私はそれも苦手だからだんだんと買わなくなったし、断捨離して減らした。
私の場合、便利なものを買わないことは、モノを安易に増やさないことに貢献している。
実家もそうだ。昔ながらのアイテムしかないし、それで何も不自由はない。
ついつい、モノが増えちゃう!
という人は一度便利なモノに飛びつかずにいると、買わずに済むかもしれない。
そんな気がしている。
そして一見なくても困らないものが、無駄に思えるかもしれないものが、
家に多いかもしれない・・・。