雑誌を読まないのだが、たまに待ち時間で手に取ることがある。
オンラインの記事が目につくこともある。
最近、立て続けに「キャッシュレス」の方がお金が貯まりやすい・・・
という記事が目についた。
この記事は、ちゃんと統計結果を鵜呑みにしないで書かれている気がした。
統計結果だけ見れば、「キャッシュレス派の年間貯蓄額は現金派の2.7倍」だけれど、調査対象の1,000人にはいろんな世代が混在している。
世代が混在する=年収もバラバラ。
20代には大学生も入るからクレジットカードをまだ持っていない人もいるだろう。
だから、ごちゃまぜの調査対象の中で、キャッシュレス派・現金派を分けて年間貯蓄額の平均を比べても実態に近くならない気もする。
こんな記事もあった。
ここでは、
- 貯められる人のキャッシュレス比率が高いのでは?
- 貯金に余裕があるからキャッシュレス生活ができるのでは?
という意見も展開されていた。
私の交友関係の1つに高校時代の仲良し3人組があるのだが、ちょうど3者3様だ。
友人Aは現金派、友人Bは中間、私はキャッシュレス派。
友人Aはしっかりものなので、現金派でちゃんと貯めている。
友人Bは、友人Aよりはお金は使ってそうだが私よりは使ってない気がする。
(私と同じで株式投資はしている。)
私がキャッシュレスになったのは、地元を離れて使っていた銀行のATMが利用できなくなったことが大きいと思う。
また転勤した土地にいた同期が「キャッシュレス」で決済するのを見て非常に手軽そうで、面倒臭がりの私は現金でもカードでも電子マネーでも「支払う」ことには変わりはないと考えて、現金で支払うことを手放した。
結局は、キャッシュレスか現金かより本人の資質だと思う。
ただ、何となく何の根拠もないが現金派は預金信奉者で投資をしない人が多い気がする。
そうなると、投資状況によって同じ元手の増え方が変わる。
同じ100万円でも、普通預金(定期預金)と株などの投資では結果が違ってくるから。
記事にもあったが、貯蓄額と金融知識は比例するというのは分かる気がする。
マイナス金利時代、多少の投資は必要というのが私の考え。
早いうちに勉強しておいて損はない。
ハピコさんの「のんびり楽しく貯金」の読者になっている。
お金のことを忘れない為に。
そのうち、ハピコさんにお会いできるのを楽しみにしている。