少し株を保有している。
どんなものか、やはり買ってみないと分からないので、さほど単価が高くないものを以前買ったのだ。
その後株価を見る気持ちの余裕がなく、ほとんど買っていない。
私の株との付き合い方は、こんな感じ。
- 投資金額:余剰資金で。
- 分散投資:一極集中はしない。
- 長期保有:毎日バタバタで、株価を見る余裕がないから、売買はほとんどしない
- 買うタイミング:日経平均株価が下がった時に、チャートを見て買う
- 売るタイミング:ほとんど売らないが、売却益が出た時
- 株主優待 :あまり興味がない
そんな訳で私が今、株で得ているものは「配当」と「貸し株」で得る利息。
保有銘柄の現在の状況は、下表の通り。
評価損益は率で表示している。
例えば銘柄Aで投資額が10万円の場合、
- 購入金額 :10万円
- 評価額 :17.5万円
- 評価損益額:+7.5万円(=儲け)
となる。
ほとんどの銘柄がマイナスではないのだが、銘柄Cがずっとマイナスだったのだ。
最初の頃、人に聞いて試しに買ったもの。
基本自己責任と思っており、買う銘柄は自分で決めることにしているので、何でそうしたのか今となっては分からない。
私が自己判断で買ったものは、今のところ大きくマイナスになっていない。
(これはある意味当たり前。安い時にしか買わないから。)
その銘柄Cの株価について、父からLINEが来た。上がっているとのこと。
アプリを見ると確かにマイナスがプラスに転じていた。
長らくマイナスで気になっており、一度少しだけプラスになった際、単位株で1つ売り、買った時より安い金額で1つ買い戻して若干取得単価を下げた。
その時に全部売るかどうか悩み、父とSの意見を聞いた。
父は、この銘柄は多分上がると思うから「自分なら売らない」と言った。
堅実なSは、今までもらった配当金額がマイナス金額を上回っており「損もしておらず、今は益が出るから、プラスのうちに売ってもいいかも」と言った。
正解はない。
確実なのはSの意見。
父の「上がると思う」はあくまで予測。
その時点でマイナス金額以上配当をもらっていたから、売ってしまってもよかったのだ。保有株価トータルで見ても損はしてないし、そうすればマイナス銘柄が1つ減る。
その時の私は、
- 投資歴の長い父の言うことを聞いてみよう
- 今この銘柄を売っても他に買いたい銘柄もない
- 少しの売買益より配当をまたもらおう
と考え、売らなかった。
そして。今。
父の予測通り株が上がり、評価損益率が+17.1%まできた。
なぜ分かるのだろう・・・新聞を読んでいれば分かると言われても・・・・・分からない。
しかも父は、私が相談した銘柄Cを覚えていて、連絡をくれたのだ。
(Sも生きていてくれたら、教えてくれただろう・・・)
ちなみに母も60歳から株を始めた(!)。
2人のやりとりを聞いていると分かるが、投資スタイルは父と母でも違う。
私もキャピタルゲインがあるといいなと思うが、今の私に売買する気力はないので仕方がない。
≪5分でわかる≫キャピタルゲインとインカムゲインの特徴と違い
さて。今回どうするか。
同一銘柄を複数持っているから、一部売却してまた下がったら買い直すか、
全く別の銘柄を買うか、
そのまま静観するか・・・
迷う。父の意見を聞いてみよう。
でも、最後に判断するのは自分だ。
ちなみにこの銘柄は今回の決算では、配当利回りが1.23%だ。
例えば10万円を銀行に預けるのと、年2回銀行の金利の10倍以上の配当をもらえるのと比較すればどちらがいいか・・・私は後者を選択している。
セオリー通りいくならば、
- 2割上がったら売る
- 1割下がったら売る(損切り)
らしいが、今まで私は下がっても売らずにジッとしていた。
投資スタイルも人それぞれ。
同じ金額を預金に預けるより、配当の方がよほどいい。
売買益で増やす時間的余裕も気持ちの余裕もない。
私は今は長期保有スタイルで、配当をもらうことで満足している。
*株式投資を進める記事ではありません。投資倍あくまで自己責任でお願いします。