筍を見つけた。大きくて立派だった。
煮るのは面倒だから、実家に帰るまで待とうと思ったが 「今」食べたくなり、買ってしまった。
写真だと分かりにくいが、ル・クルーゼの24cm鍋が満杯でもきついくらい大きい。
実家で母が煮るのは見ていたが、1人で煮たことはなかった。
そもそも食べきれるか分からない・・・。
それでも今回は「食べたい」気持ちが面倒さに勝ったのだ。
筍の下処理は家にあるもので間に合った。
- 筍(購入)
- 鷹の爪(常備してある)
- 米のとぎ汁(米を研いだ)
- 鍋(大きくないと筍が入らない)
筍は鍋に入れる前に、
- 穂先を斜めに切り落とし
- 縦に一本切れ目を入れる
この2つをして、鍋にイン!
筍に水がかぶるくらい必要なので、このあと水を足した。
沸騰してきたら、筍の大きさにより、1時間〜2時間ほど茹でる。
茹で上がったら一度冷まして、最初に入れた縦の切れ目から皮をむいて、姫皮をこそげ落とす。
その後、もう一度真水に筍を入れ、沸騰させて糠の臭みを取れば完成。
結構時間がかかる。
使った鍋は、ル・クルーゼのココットロンド24cm。
真っ白でもオフホワイトでもない微妙な色が気に入っている。
大きかったので、90分茹でて様子を見て、まだ固めだったから合計2時間茹でた。
いつも皮を剥く時に、どこまで剥くんだろうと悩む。
今回も穂先はだいぶ小さくなってしまった・・・。剥き過ぎただろうか。
イワキの耐熱ガラスにピッタリ。
4つ持っていて、今残りの2つには焼く前の秋刀魚が入っている。
手間はかかるがやはり自分で茹でると美味しい。
筍ご飯と、おみおつけにしたりして楽しみたい。
あっという間に無くなりそうだ。
Sは、筍の季節に出かける時、筍ご飯を持ってきてくれた。
母の筍ご飯も美味しいが、Sのお母様の筍ご飯も好きだった。
炊き込みご飯は作ってあげたことはあったが、筍ご飯を作ってあげたことはなかった・・・とセンチメンタルになった。
京都の筍、1,080円。
でも水煮は美味しくない。自分で煮るのが美味しい。
火をかけっぱなしの2時間。
時間がある時にしかできないけれど、こういう時間も増やしたい。