長年生きてきて、私や私の実家に置いていないものがある。
それは、薬だ。
家族全員、今のところインフルエンザにかかったことがない。
風邪も滅多にひかない。
私は数年に一度高熱を出すタイプだったが、その時も極力病院には行かず薬も飲まない。
(ただ最近はインフルエンザかどうか調べるように行かないといけなくなり、それが辛い。)
寝て治す。
というより、寝ていれば治る。
そんな訳で、実家にも私の家にも形だけの薬箱はあるが、薬は入っていない。
中身はマキロンや絆創膏、そして体温計、包帯、湿布くらい。
実家でもほとんど使われず、客間の和室の押入れに入っている(笑)
一緒に住んでいた頃も家族が使っているのをほとんど見ていない。
使用頻度が低いが故に実家の薬箱は私が幼い時のものをそのまま使っている。
毎朝電話をしているが、「元気?」という恒例の挨拶で、調子が悪いというのもほぼ聞かない。昨年は一度だけ母が熱っぽかったが、やはり寝て治っていた。
父以外は病院嫌い。
父はたまに大病するから家族の中では病院に抵抗は少なさそうだ。
私が昨年使った市販薬は、目薬。
花粉症が目にくるので薬局で目薬を買った。
それだけである。
そして昨年病院に行ったのは2回。
これは私にしては多かった。
熱を出さない年は行かないからだ。
1回目は内科。
数年に一度の高熱が出たのだ。
寝て治したいがインフルエンザでないことを証明するために、絶対違うのに行かねばならない。
はっきりいって39.5度あるのに病院に行かせるのは間違っている。
しんどいと病院など行けない。
瀕死の思いで病院に行き、待ち時間は耐えられず寝かせてもらった。
案の定インフルエンザではなく薬は処方されたが、もらわず帰宅して、一晩で下げた。
ちなみに私の熱はいきなり前触れがなく訪れる。
熱が出たら、
- ハチミツレモン湯を飲む
- イチゴやみかんなどビタミンCを摂る
- シルクを重ね着する
- シルクの腹巻をする
- シルクの靴下を重ねばきする
- 下半身中心にしっかり温める
- そして寝る。
あくまで私の熱対処法。
薬を飲みたくないから、長年の自分のと付き合いの中で一番自分に効果があることを探してきた。
人に迷惑をかけたら困るから、仕方なく「インフルエンザではないことを確認するために」病院に行くが本当は行きたくない。
ちなみに今年は職場でインフルエンザが猛威を振るって私も一晩発熱したがインフルエンザではなかった。
夜発熱して一晩で下がったので会社は休まなかった。薬も飲まなかった。
数年に一度の高熱のはずの発熱が昨年な続き今年も出たのは、昨年の高熱がいつもより短く、出し切れてなかったのかも、という気がしている。
それとも小出しになってきたのだろうか。
2回目の通院は耳鼻科。
花粉症が初めて鼻にきた。
それをこじらせ仕方なく耳鼻科に行った。
薬をもらったが効かないので途中でやめた。かなり長引いたがそのうち治った。
薬は基本的には飲まないことにしている。
飲んで肝機能がひどくなったり、麻酔で具合が悪くなったり、とあまりいい思いをしていないからだ。
「どうしても」の時はお世話になると思うが今のところなくても大丈夫だ。
そんな訳で昨年私が自宅で使った薬は花粉症の目薬だけ。
花粉症の目だけは仕事にならないので最近は仕方なく買っているが使うのはシーズンのうち症状が酷い1日、2日だけ。
だからほとんど目薬は余って捨てることになる。もったいない。
あまり、ちゃんとした生活をしている気はしないが、頭痛や腹痛に悩まされないのはありがたいことだ。
今、Sのことで、ものすごく辛いはずなのに胃も痛くならない。
未だかつて胃が痛くなったこともない。
だから、薬箱は毎年断捨離しようかと思いながら、たまに絆創膏は使うのでそのままにしている。
病気をしないのは、
- 身体を温める
- 腸内環境を良くする
ことを心がけているからかなと思っている。
どれも免疫力アップにつながる気がする。
そして、熱も無理には下げない。がん細胞を撲滅して体が綺麗になるのだ。
様子を見ながらではあるが、熱を出し切ったほうがその後が楽だ。無理に下げようと薬を飲むと長引く。だから飲まなくなったのだ。(あくまで私の場合。)
高熱が続けば【ガン細胞】もウイルスも一掃される!インフルエンザをもらい癌予防する医者もいる?! - TOMOIKU 共育-経営者が思う21世紀
最近、高熱を長期間出せなくなったので、数年に1回の私の中のがん細胞撲滅運動がなくなったのかと逆に心配している。
私は薬を飲まない。
薬箱にも絆創膏くらいしか入っていない。
だから、私には薬と薬箱はなくてもいい。
ミニマムむしろ多分要らないものである。