毎週土曜日は、1週間使ったステンレスボトルを洗浄している。
この象印のピカボトルがスッキリ綺麗になって好き。
よく落ちる気がする。
なくなりそうになると、まとめて買っている。
近くに売っていないので、ネットで購入する。
とりあえずボトルを洗浄し、日常を少し取り戻した気になった。
この貝印のシトラスジューサーは、ランキング記事では、このように紹介されている。
見た目は、昔ながらの普通のレモン絞り器ですが、実は各所に工夫が凝らされたアイデア商品。レモンを絞るための山型の部分は深めのフォルムになっていて、他の製品とくらべると驚くほど果汁が絞れます。
底の部分にはシリコーンゴムのすべり止めがあり、固定しやすい取っ手付き。受け皿も果汁がたっぷり入れられる深型設計です。使う人のことを第一に考えた、計算されつくしたレモン絞り器。一度使ってみたら手放せなくなるかもしれませんね。
機能は良さそうだし、白は好きだが、なんだか真っ白すぎてときめかない。
ときめいたり、ピンときたりするとすぐ買う一方、長く悩んでなかなか買わないものもある。
ベッドなど20年近く買わずに検討していた。リクライニングチェアーは未だ検討中である。
そんな訳でシトラスジューサーも、長い間欲しいものがなくて買っていなかった。
ル・クルーゼのシトラスジューサーが欲しかったがインターネットサイトでは売り切れており買うことができないでいたのだ。
ふと、北海道の友達に話すと、「アウトレット」で見てくると言ってくれた。
結果は、なんとあった!
お店の人によれば、今まではなかったのに先週いきなり入ってきたらしい。
早速買って送ってもらうことにした。
色はチェリーレッドか、ソレイユが良かった。
レモンを絞るから、淡い黄色もいいなと思ったのだ。
でも、ソレイユはなかったそうで、チェリーレッドにしてもらった。
届くのが楽しみだ。早く使いたい。
バターケースも気になるがまだ悩むことにする。今は砥部焼を使っているが買い替えたいのだ。
本当はこれの色違いが欲しいが、もう廃盤らしい・・・。
友達がついでに、「鍋つかみも買ったよ」とのことで、それは嬉しい。
楽しみだ。
Sが旅立った日。
戻ってきてくれるなら、何にもいらない。
心からそう思った。
他にも何にもしたくない。
ほしくもない。
Sがいたから、楽しかったのだ。
そう思ったし、今ももし本当に戻ってきてくれるなら何もいらないと思う。
でも、「シトラスジューサーを買いたい」と思い、手に入れて嬉しく思っている私は、もう現実を生きていると思った。
思い出だけでは生きてはいけないのかもしれない。
会社にも行くし、ご飯も食べる。
欲しいものがあったら買う。行きたい場所ができたら、行く。
Sがいてくれたら、もっと楽しくても、いない生活、会いたくても会えないことにも慣れていかないといけない。
でも普通の日常も大切にしなくてはいけないのだ。
しかし、そう分かっていても、今はまだ悲しくて毎晩泣いている。