丸瀬布をあとにして、札幌に戻るか、富良野経由で千歳に帰るか。
旅はいつも気ままなので、マウレ山荘を出てからも未定。
とりあえず、お昼をどこで食べようか・・・。
とりあえず丸瀬布から美瑛方面に向かうことにして、美瑛のアスペルジュに行きました。
以前、北の大地に住んでいた時に行ったことがあります。
真狩村のマッカリーナの系列だったと思います。
ということで、美瑛方面に向かいました。
車を走らせていると、友達が「鍾乳洞見ていく?」
え??
こんなところに鍾乳洞があるの?
せっかくなので寄り道していくことにしました。
寄り道したのは、当麻。
この辺りです。
当麻鍾乳洞
昭和32年に発見され、昭和36年に北海道天然記念物にしていされた鍾乳洞。
全長135m。
今から1億5千年前から、長い長い時間をかけて地下水の溶触作用により出来上がった鍾乳洞で5つの部屋から成り立っています。
学術的に極めて重要な鍾乳洞だそうです。
見学料は大人500円。小中学生は300円。
冬季(10月下旬~4月下旬)は閉館です。
ちょっとだけ立ち寄るつもりが面白くて、しっかり見学してきました。
所要時間は20分とのことでしたが、じっくり見ていたらもうちょっとかかりました。
まるでインディ・ジョーンズの世界
中は通路があるので普通の靴でも問題ありません。
鍾乳洞内の気温は、8~10度くらいでした。
ひんやりと涼しい。
時折、ぽたぽたと水滴が落ちてきます。
中は5つの部屋が通路で区切られており、高低差がありました。
私は狭苦しいところが苦手なので、最初はちょっとドキドキしていましたがだんだんと慣れてきて、この不思議な世界に魅入ってしまいました。
以下洞窟内地図は、こちらからお借りしています。
後述の「マカロニ鍾乳石」は「女神の間」で結構見ることができました。
中は高低差があり階段もありましたが、手すりがあるので歩きやすかったです。
ナレーションのおかげで楽しめました
鍾乳洞の中ではガイドの音声が繰り返し流れているので、鍾乳洞の知識がなくても大丈夫。
鍾乳管 |
天井から同じ太さでパイプ状につらなるもの (当麻鍾乳洞では「マカロニ鍾乳石」と言われていました。) |
石筍 | 天井から落ちる水滴がたけのこのように高くなっていくもの |
石柱 | つららと石と石筍がつながったもの |
カーテン | 天井や壁からしたたる石灰水が薄い膜状になったもの |
直径5ミリメートルほどで根本から先端まで直線状に伸びる鍾乳管(この鍾乳洞ではマカロニ鍾乳石と紹介されている)などが珍しいとのこと。
(つららみたいに細くならず、ずっと同じ太さなのです)
3cmの長さになるのに、なんと200年もかかるそうで気が遠くなるような時間。
ちなみに日本6大鍾乳洞は・・・
③竜河洞(高知県)
<日本六大洞窟>
④あぶくま洞(福島県)
⑤球泉洞(熊本県)
⑥泉洞(沖縄県)
おそらくまだ一つも行ったことがないと思います。
ちょっと残念・・・。
とにかく突然行くことになった鍾乳洞ですが、楽しかったです!
通りすがることがあれば、行ってみてもいいと思います。
一般的な概念だと小学生の男の子などは喜びそうな場所だと思いました。
その後遅めのランチを美瑛にて
冒頭記載のアスペルジュです。
街中にありますが、アプローチは緑の小径になっています。短いアプローチではありますが、緑がきれいです。
別の入り口もあります。
店内は白とグリーンを基調にビビッドな色合いが効いた明るい雰囲気。
野菜が多めで嬉しかったです。
メインの美瑛豚も美味しかったです。 アッサリで、ホッとしました。
お魚が食べたかったけれどお肉しかラインナップがなかったので豚をチョイス。
赤いペッパーが程よいアクセント。
付け合わせはル・クルーゼのココットロンドで煮込んだ玉ねぎでした。
奥の飲み物は友達のストロベリーのドリンク。美味しかった。
私はピノ・ノワールにしました。
デザートのハスカップのふわふわアイスが美味しかったです。
今回の旅はアイスが美味しい。
非常に巨大で驚きましたが、カサが多くても軽やかで完食できました。
この後またふらふらとあてもなく、富良野方面へ。
ガチガチに決めなくて動けるのは車だからこそ。
だから、車大好き!なのです。
美瑛は丘の街。
通るだけでも素晴らしい風景が広がっています。
当てのない一日は、当麻鍾乳洞〜美瑛アスペルジュでランチ〜美瑛のゼルブの丘、他〜富良野になりました。
夕飯は富良野だったのでまた別記事に。