〜 blancのひとりごと

【考】「できない」と「やりたくない」は違う・・・

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突然ですが、「料理ができない」という人を配偶者に選ばないと思います。

 

夕飯の作り置きをしたり、作りに帰るのは「私はしない」と思っています。

(作り置きを否定しているのでは決してありません。私がするかしないか、したいかしたくないか、の話。)

 

 

 

作り置きをしない、作るために早めに帰る、などをしたくない理由

 

それは、私がやらなくても相手は「できる」と思うから。

 

料理は、最終的な出来不出来は別としても、

 

・字が読めて

・簡単な算数ができて

・手が動けば

できると思うからです。(余程のことがない限り)

 

作ったことがなくてもレシピがあればできるでしょう。 

レシピを見てもだめ、という人は私はご遠慮したいです。

 

このレベルが厳しい人は、他の家事も同様だと思うので、同居はしたくないなと思います。

 

「想像力」と「創造力」

 

もう少し高いレベルだと必要なのは「想像力」と「創造力」。

料理だけではないと思いますが、この2つは重要。

 

食べたものから、応用して自分なりの味付けをしたり、この調味料の組み合わせが美味しいのでは?とレシピを生み出す段階に必要だと思っています。

 

最終的な出来上がりは、

・個々人の味覚

・センス

・経験

により異なると思いますが、少なくとも自分一人、たまの一食くらい何とかできるでしょう。

 

レシピは持たない、作らない

 

私自身、料理はほとんど習っていません。

母の料理を自分で再現することでできるようになりました。

一緒に台所に立つのではなく、

・材料(食べていれば何が入っているか分かる)

・作り方(なんとなく分かる)

上記以外で「細かい部分」を母から口頭で聞いて実践するだけでした。

 

だから私はレシピなるものを持っていません。作ってもいません。

 

小学生の頃、母に「今日はグラタンを食べたい」とリクエストしたら、何故かその時は「食べたいなら自分で作ってみたら」と言われました。

今思い返すと母はその時本を読んでいて、中断したくなかったのかもしれません。

 

材料はいつも食べているので分かっています。

我が家のグラタンは、

・マカロニ

・玉ねぎ

・しいたけ 

・マッシュルーム

・ほうれん草

・鶏肉

・エビ(もしくは牡蠣)

・ホワイトソース

が基本。

 

材料を炒めて、ホワイトソースをかけて焼くのだと思いました。

ホワイトソースは、牛乳とバターは味で分かりましたが、とろみを作る過程をリビングで読書をしている母に聞きました。

「お鍋で小麦粉を焦がさないように炒めてバターを入れて牛乳でのばす。ダマにならないようにね。」と言われたと思います。

 

後で聞いてみると、「たいしたものを作るわけでもないし、台所に二人立つ必要はないでしょ」・・・なるほど。

 

結果普通に出来上がりました。

 

子供の頃から「今日の料理」を見るのは好きだったので、いろんな料理の方法を目にしていたこともあったのだと思いますが、手取り足取り教わらなくても、家庭で作る普通の料理はみんなできるものだと思っています。

 

自分の食事くらい「自分で何とかしましょう」と思う

 

今時、食べ物を買うお店もよほどの奥地でない限りはあると思います。

別に買ってきたものだっていいし、自分が外に食べに行ってもいい。

 

とにかく自分の食べるものくらい自分で確保してほしいのです。

 

という訳で、私は作っていかないスタンス。

 

気分で作りたい時はやると思いますが、

むしろ、作って待っていて欲しいくらいです。

(遊んで帰ってきたら、「今日は楽しかった?ご飯出来てるよ」と言われたら嬉しいです。)

 

仮に共働きで普段の食事を自分が負担していたら、たまのお休みくらい作ってもらいたい。

 

ちなみに、私の周りで料理ができない人は男女共にいないです。 

 

主婦(夫)はマネージャー、家政婦さんではない

 

専業主婦の母が出かける時も、母は自由。

父を始め家族は勝手に自分で自分の食事はなんとかします。

適宜やりとりします。

例えば、「帰りに買ってくるから作らなくていいわよ」と言われることもありますし、「帰りに〜〜は買ってくるけれど、ご飯は炊いておいて」など。

その時々で異なります。

 

父や弟が食事を作ることもあります。

各自食べたいものがあれば作って提供します。

最近は実家に戻ると弟が作ってくれます。

手早く、丁寧で美味しいので両親も喜んでおり、助かっています。

 

洗濯も、

「洗濯機を回したから、誰か干しておいて」

「洗濯物が乾いたら、たたんでおいて」

「布団を干したから取り込んでおいて」

「お風呂の水を抜いてるから、抜けたら洗っておいて」

等々。

母から頼まれれば、その時できる人がやります。

頼まれなくても各自お風呂を洗っておこうとか洗濯物をまわそうなど適宜動きます。

 

母は家のマネージャーみたいなものですね。管理者が全てやらなくてもいい。

本当に自由です。

 

つまり「誰かがやらないといけない」のではなく「できる人がする」ものが私にとっての家事です。

(母の名誉のためにいえば、きちんとできる人。ただ父のスタンスが、「母は家政婦さんではない」というものだったので、かなり自由です。私は小さな頃から家事をさせられ、その頃は不満でした。結果的に私は家事は好きではなくなりました(笑)必要だからやるものです。)

 

「できない」と「やりたくない」は違う

 

 「料理ができないんだよね」という人は、本人にその自覚はないし、悪気もないと思いますが、「できない」のではなく「やりたくない」のだと思います。

 

料理ができなくて、仕事ができるの?とも思います。

 

料理は、段取りや創意工夫やセンスも問われる。

ということで、「料理ができないんだよね」という人は単に「したくない」のだなと私の中で勝手に変換しています。

 

「できない」のではなく「やらない」もの

私にもあります。

 

例えば、パン作り。

これはレシピを読めば作れると思います。

でも、材料を揃えたり、パン作りの過程が今は面倒でやりたくない。

これが、縮めると「できない」ということに。

(ただ1回はやってみたいと思い始めているのは、ユキコさんあゆみんさんの影響です。)

 

お菓子作りやお裁縫も同じです。

出来上がりのレベル感はともかくも「できる」はずだけど「やりたくない」。

いまの私には面倒。

 

一時期バナナマフィンなど作ったこともありましたが今は面倒になり、その時買った甜菜糖や小麦粉がなかなか減りません・・・。

一時的にしか使わない材料が増えるのが自分にはストレスなんだと思います。

 

たいていのことは「できる」

たいていのことは、「できる」と思います。

(もちろん、ポテンシャルの問題があるので、100mをオリンピック選手レベルで走りなさいと言われたらできません・・・。)

 

「できるできない」の問題ではなく、「やりたいかやりたくないか」の話なのかなと思っています。

 

会社の後輩で「やったことないので」とか「分からない」とか「できません」という人がいるのですが、その人の能力からしたら、「やればできるのに」と思います。

だから、私の中で「やりたくありません」に置き換えています。

 

私は、仕事で「できません」をいうのが比較的苦手です。

言える彼女はいつも帰りが早く、彼女の後輩達が残っています。

(「やればできる」と頑張る子達・・・)

 

いい悪いの話ではありません

「やりたくないことをやらない」人が悪いわけでもない。

仕事も、家事へのスタンスも、個々人自分の望むスタンスがあって、それでいいと思っています。

 

「やればできるのにやらない」人だって、そのことを選ぶ権利がある。

(早帰りして「やりたいこと」を優先する、もその人の自由。料理をしたくないのもその人の自由。)

 

だから・・・このすみれさんの記事。すっきりしました。

smile-simplelife.hatenablog.jp

 

すみれさんは、この中で

「夫は、ある程度自分でしたい人なので、完全にメニューとして作られてしまうのは縛られてる感があって苦手な様子。

私も自己満足で作り置きさせてもらってるので、そこは押し付けず折り合いをつけて、なんか一品お助けになればという感じで作ることにしました。」

と書かれています。

 

「自己満足で作り置きさせてもらっている」

 

実際そうかもしれないけど、言うのは難しい。謙虚だなって思いました。

 

私自身、作り置きしてもらったとしても、その時それを食べたくないこともあるので、こういう「選ぶ自由」が残されているのはありがたいです。(もともと作りたてを食べたいタイプでもあります。)

 

 

私が「できない」と言わないで、仕事を頑張るのも自己満足。

その分「自分が成長できる」とか思っているのかもしれません。

「できません」といって自分の時間を確保したり、その分他の誰かがそれをできるようになるのもいいのかもしれない・・・。

最近そんなことも思うようになりました。

 

すみれさんの記事を読んで、なんとなく思ったことを書いてみました。

 

 

 
 

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