久しぶりに東山魁夷美術館に来ました。
急遽予定を変更して来たのですが、とても良かったです。
ドイツ風の窓も可愛らしい。
東山魁夷が大好きで、長野市の美術館はもちろん展覧会があればほぼ全て行っています。
もちろん場所により、行けないこともありますが可能な限り訪れています。
以下ホームページより。
東山魁夷は著書『風景との対話』のなかで、東京美術学校時代の恩師について言及し、先輩画人の偉大さと、その影響について認めています。なかでも生涯の師となる結城素明をはじめ、昭和画壇の先駆者的立場にあった中村岳陵や山口蓬春との出会いは尊いものであったことが理解されます。東山魁夷に深く影響を与えた結城素明、中村岳陵、山口蓬春の崇高な日本画を東山魁夷の作品とともにお愉しみください。
東山魁夷の愛蔵品などがあり、とても面白くかなり時間をかけてゆっくり見ました。
愛蔵品の中では特に印章入れが見事でしたし、印章自体たくさんお持ちだったのだと知りました。
確かに作品ごとに違うので納得です。
また文化勲章も展示されてましたがとても美しいものでした。
東山魁夷の書簡なども興味深く、あっと言う間に時間が過ぎていきました。
駐車場の山茶花のピンクがとても美しくまだバラも咲いていて、良かったです。
今年は秋が暖かいんですね。
何冊か持っていますが、今回は3冊を衝動買い。
3冊セットで買うとボックスがついていたから、というのもあります。
3冊の内訳。
第1巻 美しい日本への旅
第2巻 森と湖の国への旅
第3巻 心の風景を巡る旅
「南天」
3回は見ていると思いますが、毎回その緻密さに見入ってしまいます。
枝の色の変化や重なり合う葉っぱなどがとても細やかで根気のない私からしたら驚きです。
「白梅」
初期の頃の絵ですが、才能がある人の絵は素晴らしいなと思います。
ふっくらとした白梅からは優しい香りが漂ってくるようでした。
注)以下の2枚の展示はありません。
「年暮る」
京都の暮れゆく年の瀬を描いた絵です。
しんしんと雪が降る静かな夜がふけてゆく心落ち着く一枚。
「冬華」
全体的に白い色調で、白い木の上に月が描かれた一枚。
白い雪の世界なのに何故か暖かみを感じる不思議な絵です。
他にもたくさん好きな絵があるので、これからも見に行こうと思います。
私にとって絵を見ることは大事な趣味の1つだと改めて思いました。
帰りは近くのお寺の境内で大銀杏が見事でした。
下界はまだまだ紅葉はこれから。
もう少し秋を楽しめそうですね。
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