〜 blancのひとりごと

やはり奥が深い!~ワイン教室~

眠いしだるいし体も痛いしの体調イマイチでしたが、せっかくのワイン教室下期1回目!

頑張って行ってきました!

今回のテーマは、白ワインの30年熟成!!

主にロワール地方でも異色の中央フランス地区の白ワインとブルゴーニュのワインが用意されていました。

復習を兼ねて備忘録です。

ロワール地方

フランスで一番長いロワール川流域には、中世の古城が点在してとても美しい場所で、「フランスの庭園」と呼ばれています。

パリから日帰りツアーなどもあり、私も卒業旅行でイギリス~フランス~イタリアを周った時にまさにロワール川流域の古城を訪ねました。

その頃もワインはただ飲んでいただけだったのが惜しいです。

確かに美しい地方でまた行きたいなぁと思っています。

イギリスとフランスは何回か行っていますが何回行っても飽きないです。

また行きたい病が復活してきました。

ワインでいうと大きく4つの地域に分かれています。

①ナント地域:ミュスカデ・シュールー・リー(澱の上)

②アンジュー&ソーミュール地域:甘口のロゼ・ダンジュ

③トゥーレーヌ地域:シノン(赤)、ヴーヴレー(発泡、辛口、甘口)

④中央フランス地区:ロワール川上流に飛び地のように離れ、トゥーレーヌとシャブリの中間に位置している。

サンセール、プイィ・フュメは、フランスを代表する辛口白で、ソーミュールブランで造られる。

注)同じ辛口白で有名なプイィ・フュイッセと混同しないこと。プイィ・フュイッセ(Pouilly Fuisse)は、シャルドネ種でブルゴーニュ地方マコネー地区のワイン

確かに私が初めて飲んだロゼワインは、ROSE D’ANJOU(ロゼ・ダンジュ)でした。

本で読むより、耳で聞いた方が頭に入ります。

先生に感謝です。

ちなみにロワール地方の代表品種は「シュナンブラン」。

甘口から辛口まで幅広く造られるオールマイティ!

ハチミツや花の香がバランスのよい品種です。

ですので、今回の様にソーヴィニヨンブランがメインで白ワインというのがロワール地方では異質、ということだったんですね。

こちらをクリックするとフランスのワイン産地が確認できます♡

今回のラインナップ

いつも4種類のワインをテイスティングします。

サンセール

1984年 ソーヴィニヨンブラン

②1988年 ソーヴィニヨン

プイィ フュメ

③1993年 ソーヴィニヨンブラン

ブルゴーニュ

④1992年 シャルドネ

なかなか飲む機会もなく嬉しかったです。

ロワール川を挟んで向かい合う「サンセール」と「プイイ・フュメ」

ロワール地方の中の「中央フランス地区」にあります。

フランスを代表する白ワインが造られており、世界最高のソーヴィニヨンブランの産地です。

3大ロワール(サンセール、プイィ・フュメ、ミュスカデ)については、こちらのエノテカさんのサイトに説明があるので、ご興味がある方はちょっと覗いてみて下さい。

上記より3大ロワールの謳い文句を紹介しておきます。

「サンセール」  :溌剌とした酸と清涼感。

          シャブリに次ぐ知名度を誇るフランスの白。

「プイィ・フュメ」:シャープな酸をふっくらとしたボディが包み込む

          上品な味わい。

「ミュスカデ」  :きゅっと酸味が効いた軽やかでミネラリーな白。

テイスティング第1段階 外観

色だけで、

①④が90年代

②③が80年代

は分かりました。

④だけ他のに比べて、青味を感じました。

②③は、最初、②が濃く見えたのですが③も濃いような気がして最後まで悩み、結局分かりませんでした。

注がれた分量にもよるのかもしれないです。

他の人とも、終わった後②③の濃さ、分からなかったね、と話題になりました。

(先生のコメント)

①輝きがある

②①よりは②が濃い

③一番濃い

④緑っぽくレモンイエロー

自分では、④の青味を感じ取れたのでいいことにします。

テイスティング第2段階 香り

苦手な表現です。

②はいい香りで古い感じでした。好きな感じです。

③も古そうなんだけど、美味しそうな香りは②でした。ちょっとはちみつを感じました。

④だけ違う香りでしたが、あまり嗅いだことのない香りでした。なので書けませんでした。

(先生のコメント)

①水飴、ミント、淡い→杏、スパイス

②力強い。ハーブ、はちみつ、りんご、ジャム、太陽をたくさん浴びている。

③力強い。はちみつ、きな粉、スモーキー、アミノ酸

④ぶどうの皮、白カビ、マッシュルーム、火薬。

ふむふむ・・・私が表現できない④の香りはそういうものなのね・・・と思いつつよく分からないです。

今度もっとマッシュルームは匂いを嗅いでおこうと思います。

火薬はちょっと手に入らないけど、ぶどうの皮とか白カビはチーズで、とかもっと香りに興味を持たないといけないですね。

①〜③も不明。唯一③のはちみつは感じ取れていました(笑)

ただ最後に飲みきってからの③の香りはとても良くてワインが入っていた時よりいい香りに感じました。

テイスティング第3段階 味

美味しかったのは、①②でした。

みんなの中での一番人気は②

逆に誰も選ばなかったのは④です。

①甘みと酸味が程よい

②最初甘く、最後に苦味

③最初酸味を感じ、あとに甘み

④ハッキリしている、この中では若い感じ

(先生のコメント)

①酸がいきいきしている、まろやか。果実味がある。スパイス、ミネラルもあり若い。

②酸が強い。まろやか。甘みもミネラルも豊か→熟成によりまとまっている。重厚感があり余韻も楽しめる。熟成は第2段階。

③酸も果実味もクリア。ガラス細工の様なワイン。エレガント。熟成が第3段階に入っている。

④酸がシャープ。青っぽい。ミネラルしっかり。インパクトがある。余韻は長い。複雑味はない。

飲んだワインのボトル

今回はどれも美味しかったです。

こんな飲み比べは自分ではなかなかできないので、教室に行く楽しみを再認識しました。

奥が深いし、ちょっと通ったくらいでは入り口にも立てないと思うけど、たまにこういう勉強もいいものだな、と思ってここにいる間はなるべく続けてみたいと思います。

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