千葉敦子さんの本。
日本のジャーナリスト。(1940年〜1987年。がんにて早逝。)
「ニューウーマン ~いい仕事をして、豊かに暮らす法〜」
この本は、母の本です。
両親も読書好きで、自分で読むもの以外に両親の本棚から興味ある本を取り出しては読んでいました。
女性の社会参画が叫ばれて久しいですが、男女雇用機会均等法が発足した1985年くらいにこんな女性がいらしたことに驚きます。
(私が初めて読んだのもかなり昔ですが。)
ちょっとミニマリストに通ずるところがあると思います。
例えば、
・使用頻度が低いものは持たずに、友人などとシェアする
・ベッドとソファも兼用
・時間を大事に使う為に職住接近
・自分が優先すべきことが明確になった確立されたライフスタイル
(必要でないことはしない、断る。)
・自分が大切にするもの(友人関係、自分の為の時間(勉強と遊び)を本当に大切にしている
(その為に、不要なものは排除する。)
今読み返しても、古さを感じないまさにニューウーマン。
◆著者:千葉敦子
◆どんな人?
・ジャーナリスト
・学習院大学卒業後、ハーバード大学に留学。ニューヨークでフリーランスジャーナリストとして活動。
・41歳で癌にかかり、その後の再発にもかかわらず、亡くなるまで自分の癌の闘病記を書き続けた。
◆どんな本?
千葉敦子氏が自身のライフスタイルを紹介しながら、キャリアウーマンとしての仕事術、生活術について書いた本。
ポジティブでパワフルで、グローバルで知的な方。
到底、同じレベルには到達できないまでも非常に刺激を受けた本です。
今でも時々読み返しますが、面白い本だと思っています。