ようやく届きました。
Le Degustation「ワイン テイスティング」佐藤陽一 著 |
もう一つの「ワイン基本ブック」はまだです。
ワイン教室に通うなんて以前は思ってもみませんでした。
「美味しく飲めればいいな」と長年それだけでした。
ちょっと習ってみようと思って教室に行ったものの、
①飲んできただけで自然と身についた知識
②自分から取りに行かないと知らない知識
双方あって、②の知識の基本的部分を知りたくなりました。
本当は「ワイン基本ブック」を先に読みたかったのですがまだ入荷待ちなので仕方がありません。
今回届いた佐藤陽一氏(全日本最優秀ソムリエ)のこの本ですが、本の帯には
「なぜ」を考えることでワインの世界が広がってゆく
と書いてあります。(どんなことでもそうだと思います・・・)
またこの本には代表銘柄123本のテイスティングコメントが収録されているということで楽しみです。
残念なのは、今まで「ただ」飲んできただけに味の記憶が漠然としていること。
好きなぶどうや国はあるのですが・・・これは今後意識して飲んでいけばついてくると期待したい。
本の大きな目次はこんな感じです。
<イントロダクション>
・ワインテイスティングとは
・テイスティングの順番
1.外観を見る
2.香りを感じる
3.味わいを感じる
4.判断する
5.実践する
この順番で基礎知識が書かれています。
特段資格を取ろうとかそんなことは考えていませんが、テイスティングの基礎が理解できたらと思っています。
例えば今までなら外観=色とおおまかに捉えていましたが、外観一つとってみても
・清澄度
・輝き
・ディスクのコンディション
・全体の色調と濃淡
・粘性・ラルム/ジョンブ
・気泡・泡立ちの有無
・熟成感
・品種の個性
などを細かく見ていく必要があります。
粘性などは確かにグラスを傾けたりすると見えるものなのですが、ディスクという言葉は知りませんでした。
また白ワインと赤ワインとで外観を見る場所も違ったり・・・読んでいくと面白いなあと思います。
ワインが好きでちょっと深堀したいなという人にはオススメ。
写真もたくさん掲載されていて、読むのが楽しみです。